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あの、「また逢う日まで」で日本レコード大賞を受賞した尾崎紀世彦が逝去した。ワイドショーでは、「尾崎紀世彦、失踪か」との見出しで、連日報道されていた時期があった。自宅は人の住んでいる気配がなく、雑草が伸び放題の状況。尾崎は何処に失踪してしまったのか?と報道されていた。
思えば、初めてラジカセ(ラジオカセットレコーダー)を買ってもらった時のデモテープが、この尾崎紀世彦の「また逢う日まで」とベサメムーチョの曲だったので、感慨深い曲の一つになっているのである。
その尾崎紀世彦は、実はがんで入院していたのだ。そして、今回、亡くなったとの報道がされた。あの低音の響きのある歌声とトレードマークのもみあげは、もう聴けないし見れなくなってしまったのである。
【報道記事】
「また逢う日まで」などのヒット曲で日本レコード大賞を受賞した、歌手の尾崎紀世彦さんが5月31日、東京都内の病院で亡くなっていたことが1日、分かった。69歳だった。死因は肝臓がんで、最後は肺に転移していたという。葬儀・告別式は近親者で済ませた。
尾崎さんは昨年2月に体調を崩し、都内の病院に入院しているなどの情報があったが、詳しい近況はわかっていなかった。前所属事務所との契約は昨年5月に終了していた。
尾崎さんについて実弟は4月に「体の自由がちょっときかない」などと話していた。
尾崎さんは豊かな声量と立派なもみあげがトレードマークで、今年で芸能生活50年。グループサウンズのメンバーとして活躍後、71年には大ヒット曲「また逢う日まで」で日本レコード大賞を受賞している。