思い出の中で、強烈に残っているのが、この海外魔女アニメ『かわいい魔女サブリナ』(1971年9月日本放映)である。アメリカのアニメであり、主人公は、そばかすのある女子高校生魔女・サブリナ。しゃべる猫と共に、毎日が非常にコミカルな展開となるストーリー性が面白かった。サブリナは、本当にどこにもいる女の子なのだが、ここぞという時に魔法を使い活躍する。日常の中に、この魔法が溶け込んでいて、周りにいる男子高校生も、サブリナが魔女であることは全く知らないところが、良い味を出している。しゃべる猫の、ブラックユーモアも中々であった。
サブリナの声優は、美人アイドルの中村晃子が担当していたことも、当時、大きな注目を浴びていた。歌手で女優であった中村晃子が、声優をやることに大きなセンセーションが起こったのを覚えている。最近では、著名な俳優が、アニメの声優をやることは多くなっているが、37年前のアニメ声優は、相当に格下扱いされていたので、その声優を当時の売れっ子がやることによるパニック的な現象が起きたことは、当たり前のことだったのかもしれない。そういう意味では、中村晃子の勇気あるチャレンジだったと言えるのかもしれない。しかも、このサブリナ役は、非常に合っていたので、たまらなく楽しいアニメになっていた。
【中村晃子】
中村晃子さんは常に表現世界のパイオニアでありました。日本人で最初に海外版プレイボーイ誌のグラビアを飾り、初めてジーンズスタイルでTVに出演。当時は画期的であった曲ごとに衣装コンセプトを変えるというのも徹底していましたし衣装デザインもご本人の考案。全盛になる前にヘソ出しルックで登場。また歌謡界初のクラシック曲をモチーフにした画期的な和製コンセプトアルバムを製作.
・「かわいい魔女サブリナ」の映像>>http://jp.youtube.com/watch?v=5pu-hXfIihE&feature=related
笑うつもりが笑われる
恋もしたいしされたいし
親を恨んでも仕方がないが
今度産まれてくる時は
あーあーあー 魔女魔女
魔女よ 魔女よ 魔女魔女よ
私も魔女にしてくださいー
っていうやつです。
(子供の時の記憶なので、かなりあいまい)