ニョイスミレ〈如意菫/別名ツボスミレ〉(スミレ科 スミレ属) 花期は3~5月。
葉の形が仏具の如意に似ていることによる。別名の坪菫の坪は庭の意味。
やや湿った草地や林内に普通に見られる高さ5~25cmの多年草。
茎は斜め上に伸び、柔らかく倒れやすい。
花は白色で直径約1cm前後と小さい。唇弁の紫色のすじが目立つ。
スミレの中で最も花期が遅いものの一つと言われているニョイスミレが、
昨年秋に開花し、1株に1個ずつですが、咲き続けていました。
昨年は2月末に開花しましたが、秋に咲いたのは初めてのとです。
【ニョイスミレ】
08年1月2日 撮影
【上の画像を拡大しました】
08年1月2日 撮影
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セイヨウカラシナ〈西洋芥子菜/別名カラシナ〉(アブラナ科 アブラナ属)
花期は3~5月。
カラシナ類は交配によって人が作り出した植物といわれ、
ロシアで広く栽培、北アメリカやヨーロッパ各地に野生化している。
戦後日本にも野生型が入り込み、大群落をつくるのが見られ、
栽培品のカラシナに比べやせているだけで、本質的な違いはない。
【ひっきりなしに車が行き交う道ばたで】
08年1月3日 撮影
車で走っていて見つけました。
【上の画像を拡大しました】
08年1月3日 撮影
「セイヨウアブラナに似ているが、花はやや小さく、葉の基部は茎を抱かない」
08年1月3日 撮影
08年1月3日 撮影
地元では早春の山菜として親しまれているようで、咲いたかと見に来たら
折られていることが多く、これまでの開花確認は、ずっと3月でした。
山菜採りの余裕がない年末に咲いて、難を逃れたのではないでしょうか。
昨年11月、徳地から帰る途中の道ばたで群生して咲いていたので、
「秋吉台でも早いのでは?」と期待していたのですが、こんなに早く咲くなんて!
「花期」を書き変えるのは、時期尚早とも思うし・・・。
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