たこさんの秋吉台日記

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12月20日 ノアザミ

2006年12月20日 | Weblog

ノアザミ〈野薊〉(キク科 アザミ属) 花期は3~12月。
山野に生える高さ50~100cmの多年草。日本のアザミのうち最も普通なもの。
春から初夏にかけて開花するアザミ属はほかにない。
根生葉は花期にも残り、羽状に中裂する。
茎葉の基部は茎を抱き、鋭い刺が多い。
頭花は紅紫色で直径4~5cm、枝先に上向きにつく。まれに白色の花もある。
総苞は幅2~4cmの球形。総苞片は直立し、粘液を出して粘る。

4月初めに開花して、今までどこかでずっと咲き続けてきたノアザミです。


06年12月20日撮影
いつも見られるので、ついつい日記を書いていませんでした。

【上の頭花に近づいて】

06年12月20日撮影
【上の頭花を横から】

06年12月20日撮影
【上の画像を拡大しました】
06年12月20日撮影
頭花は、雄性期→雌性期
「花を刺激すると花糸が縮んで葯筒が下がり、
花柱(葯筒の中にある)の集粉毛が、花粉をトコロテン式に押し出す。
花粉を出し終わると花柱が伸びて、雌性期に入る」
この頭花は雌性期に入っていますね?

【総苞は】


06年12月19日撮影
「ノアザミの総苞は球形。総苞片は反り返らず、粘るのが特徴」

【過去のノアザミの画像を点検したら・・・】


06年5月2日撮影
【上の画像を拡大しました】


06年5月2日撮影
この総苞片は明らかに反り返っています。昨年4月21日に撮影した総苞片も
反り返っていましたが、春のアザミはノアザミだけとのことですから、ノアザミ。


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