たこさんの秋吉台日記

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6月15日 カキラン・ヤマジノホトトギス

2006年06月15日 | Weblog

カキラン〈柿蘭/別名スズラン〉(ラン科 カキラン属) 花期は6~8月。
オレンジかかった黄色の花が咲くことからこの名がある。
別名のスズランはつぼみが鈴に似ていることによる。
山野の湿ったところに生える高さ30~70㎝の多年草。
葉は左右2列に並び、柄はなく基部で茎を抱く。
茎頂に黄褐色の花を10個ほどつけ、萼片・花弁とも長さ約1.2~1.5cm。

ほかの山では、湿地で水に浸かりながら咲くカキランが、
秋吉台では、日当たりのよい草原で、たくさん咲きます。
【今日、開花を確認しました】 


06年6月15日 撮影

06年6月15日 撮影
この株には20個くらい花がついています。
下から順に咲き上がっていきますが、同時に全部は見られません。

06年6月15日 撮影
「花被片はみかん色、唇弁の内面には紅紫色の斑点がある」
昨晩の強い風雨で、花弁のふちが痛々しくなっています。


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ヤマジノホトトギス〈山路の杜鵑〉(ユリ科 ホトトギス属) 花期は6~9月。    
花に散らばっている紫色の斑点をホトトギスの胸の模様に例えての名。
野の林の中に生える高さ30~60㎝の多年草。
葉は柄がなく、基部で茎を抱く。
花は茎の先や葉腋に1~2個ずつつき、直径3㎝ほど。
花被片には紅紫色の斑点がある。

日当たりのよい林縁では6月に開花し、真夏には花が終わってしまいますが、
日差しの少ない林内の遊歩道わきなどでは、9月になって咲き始めます。
【日当たりのよい林縁で、今日開花しました】


06年6月15日 撮影


06年6月15日 撮影

【上の画像を拡大しました】

06年6月15日 撮影

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春からずっと、例年に比べると開花が遅れていましたが、
オカトラノオ・ハエドクソウ・カキラン・ヤマジノホトトギス・スズサイコなどが
昨年とほぼ同じ日に開花しましたので、
ここに来て例年並みになったと言って良いと思います。


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