コタニワタリ(チャセンシダ科 チャセンシダ属) 常緑性。
根茎は短く、葉を叢生する。葉柄は長さ3~12cm、やや密に鱗片がある。
葉身は単葉で被針形、鋭頭~鋭尖頭、長さ132~50cm、下部はやや狭くなり、
基部は心形、両側に耳片、葉質はやや多肉質、緑色、下面には鱗片がある。
辺縁は全縁、やや波状ににかわ質の薄膜がある。
葉脈は遊離、叉状に分岐して平行に並び、先端は辺縁に達しない。
胞子嚢群は長さ4~18mm、中肋に直角に近い角度でつき、線形。
北海道から九州まで分布するが、温帯に多く、山地のやや陰湿な林床に生じる。
林内の石灰岩がゴロゴロしたドリーネで探し始めてすぐに、図鑑の写真どおり、
辺り一面に叢生した姿が見られたので、ちょっと拍子抜けでした。
【①】
07年12月27日 撮影
【①を左に90度回って撮りました】
07年12月27日 撮影
【葉身は単葉で被針形、鋭頭~鋭尖頭】
07年12月27日 撮影
「下部はやや狭くなり基部は心形、両側に耳片、辺縁は全縁」
【葉の下面は】
07年12月27日 撮影
【胞子嚢群は中肋に直角に近い角度でつき、線形】
07年12月27日 撮影
* * * * *
末娘が小学校4年の時に購入した「原色日本羊歯植物図鑑」(保育社)と、
友人に薦められ購入した「写真でわかるシダ図鑑」(トンボ出版)、
この2冊が頼りでしたが、昨早朝ネットで出版社に申し込んだら今日届き、
「日本の野生植物 シダ」(平凡社)が加わりました。
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