たこさんの秋吉台日記

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12月27日 イヌカタヒバ(自生品)

2007年12月27日 | Weblog

イヌカタヒバ(イワヒバ科 イワヒバ属) 常緑性。
葉柄に相当する部分は葉身状の部分とほぼ同長。
葉身状の部分は広卵状三角形で鋭頭、長さ12~25cm。
葉は主茎の基部ではまばらについて圧着し、わら色、同形で左右相称。
枝の葉は二形、背葉は基部は不整、卵形で先端は芒状となる。
腹葉は卵形で鋭尖頭、基部は不整。
胞子嚢穂は小枝に1個頂生し、長さ5~15mm、
胞子葉は卵形で鋭尖頭、膜縁で鋸歯がある。
石垣島・西表島で林下の岩上に生じる。
産地が極限され、個体数が少ない上に生育地が脅かされている危急種である。

※ 「山口県産高等植物目録」には、「やや稀」とあります。

(画像は全て300mm望遠レンズで撮ったものです。)

【①岩上のイワオモダカのすぐそばで】

07年12月27日 撮影
黄色っぽいもの、濃緑色のもの、両方ともイヌカタヒバで、崖の上からも下からも
間近に見られない絶壁ですから、自生のものと思うのですがいかがでしょう?

【①を拡大しました】

07年12月27日 撮影
崖の下から見上げて何枚も撮ったのですが、これ以上は無理でした。
一時はイワヒバかと期待したのですが、残念、違いました。


【②背後の黄色がかった葉を】

07年12月27日 撮影

【②を拡大しました】

07年12月27日 撮影

【②の左側の小枝】

07年12月27日 撮影
近づけないので詳細を見ることが出来ませんが、
イヌカタヒバが一番近い種で、自生しているものと思いますが、いかがでしょう?


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