たこさんの秋吉台日記

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11月26日 コバノチョウセンエノキ

2007年11月26日 | Weblog

コバノチョウセンエノキ〈小葉の朝鮮榎/別名サキシマエノキ〉(ニレ科 エノキ属)
                                      花期は4月。
山地・石灰岩地にも生える高さ15mほどになる落葉小高木。雌雄同株。
葉は互生。葉身は長さ3~7cmの倒卵形。先端は尾状に長く伸び、
基部は広いくさび形で、左右不相称。葉身の上半部に鋸歯がある。
主脈と2本の支脈が目立ち、支脈が主脈に沿うように伸びるのが特徴。
葉の展開と同時に開花する。雄花と雌花がある。

昨年12月10日に葉でコバノチョウセンエノキとした株です。
「秋吉台国定公園内の高等植物」には「林縁にやや普通」とありますが、エノキは
たくさんあるのに、コバノチョウセンエノキの成木は1株しか見つけていません。

【今のコバノチョウセンエノキ】


07年11月23日 撮影
【上の画像を拡大しました】


07年11月23日 撮影
【一枝を】

07年11月26日 撮影
「葉の先端が尾状に長く伸びるのが特徴」

【葉の形を見るために落ち葉を撮りました ― 葉裏】

07年11月26日 撮影
「基部は広いくさび形で、左右不相称。葉身の上半部に鋸歯がある。
主脈と2本の支脈が目立ち、支脈が主脈に沿うように伸びる」


【樹皮】

07年11月26日 撮影

* * * * * 【こんな時もありました】 * * * * *


【開花は4月7日 ― 2日後の画像です】

07年4月9日 撮影
【上の画像を拡大しました】

07年4月9日 撮影
「雄花は新枝の基部に数個ずつつき、雌花は上部の葉腋につく」

【上の10日後です】


07年4月19日 撮影
【上の画像を拡大しました】


07年4月19日 撮影
「花柱は2裂する」
雄花は散り、雌花の子房がふくらんでいます。

このころは開花が目白押しで、何度も撮ったのに日記に書けませんでした。

※ 日記に書いている花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。


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