ハナタデ〈花蓼/別名ヤブタデ〉(タデ科 タデ属) 花期は8~10月。
山野の林内や林縁などのやや湿ったところに多い高さ30~60cmの1年草。茎の下部は地をはう。
葉は互生し、長さ3~9cmの卵形~長卵形で、先は尾状にとがり、
中央部に黒い斑点があるものが多い。
托葉鞘は筒形で、ふちに長い毛がある。
花序は細長く伸び、紅色~淡紅色の小さな花をつける。
花穂はイヌタデよりまばら。
特に花のまばらな型をナガボハナタデ〈長穂花蓼〉と呼ぶ。
花が非常にまばらにつき長く伸びた花穂のハナタデを見つけていましたが、
今日、一緒に歩いた二人の友人に「ハナタデですよね」と言うと、納得しません。
【 ① ナガボハナタデ ― 林縁の湿地で】
07年9月25日 撮影
友人に見せたのはこれです。
【①で1本を】
07年9月25日 撮影
「ナガボハナタデというのがあるけど・・・」「うん、それでしょう」と、二人。
【 ① 花穂を】
07年9月25日 撮影
【 ② 休耕田で】
07年9月26日 撮影
これもナガボハナタデでいいと思います。
* * * * *
【ハナタデ】
07年10月5日 撮影
「これ、ハナタデ」「うん、これなら納得できる」と、二人。
【ハナタデ】
07年10月5日 撮影
「花がまばらにつくものから密なものまである」
* * * * *
どこからがナガボハナタデなのか、はっきり分かれているわけではありませんが、
思い出したのがアキヨシアザミとモリアザミの関係。どちらとも言えないものを
「中間型」と呼んでいるのと同じ考え方で、「ナガボハナタデ」と同定しました。
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