たこさんの秋吉台日記

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6月9日 キーウイ

2006年06月09日 | Weblog
 キーウイ〈別名オニマタタビ・シナサルナシ・キ-ウイフルーツ〉
                     (マタタビ科 マタタビ属) 花期は5~6月。
中国原産のシナサルナシがニュージーランドに入って改良された落葉つる性木本。雌雄別株。キーウイとはニュージーランドにいる翼のない鳥のことで、果実の色や形がこの鳥に似ているのでこの名があるがある。葉は互生し、長さ10~15cmの卵円形。葉腋に白い花が下向きにつく。花は直径3~4cm、芳香がある。果実は液果。卵形で11月に熟す。表面は褐色の毛が密生する。原種は長さ3~5cm、改良種は8cmほど。

昨日、「秋吉台に、花はついていないが野生のキーウイがあった」と、友人からメールが届きました。
雨の中、教えられたとおり林道を1.4㎞歩くと、つるはありましたが、丹念に探しても、やはり花はありませんでした。
そこで思い出したのが4~5年見てきたこのつるです。
毎年、「今年こそ」と期待しては裏切られたので、今年は見ていなかったのですが、今日来てみたら、なんと、開花して1週間くらい経った花がたくさんついていました。

 【ヤマフジ・ヌルデ・アカメガシワなどと一緒に、やぶを作っています】

               06年6月9日 撮影
          【花がついているのは、つるの下の方】


              06年6月9日 撮影
   【ぐんぐん伸びている若いつるには花がつきません】


             06年6月9日 撮影
        この姿は、ほかでもよく見かけます。

      【待ちくたびれて諦めていたキーウイの花―雄花です】


                  06年6月9日 撮影

鳥によって運ばれた種から育った、自然のままのつるに花がつくまでには、年数がかかるのでしょう。
数年前に大きなつるを見つけて、花を待ちに待っていたくせに、今年は忘れていたなんて・・・。
きっかけをくれた友人に感謝!


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