ベニバナツメクサ〈紅花詰草〉(マメ科 シャジクソウ属) 花期は5~7月。
ヨーロッパ~西アジア原産の高さ80cmほどになる1年草。
世界の温帯で牧草または花きとして栽培され、各地で野生化している。
全体に白い」軟毛を布き、茎は下部でよく分枝して斜上する。
葉は、下部のものには長い柄があって互生し、基部には筒状の托葉がある。
小葉は3枚で、心形で先端がくぼみ、上部に鋸歯がある。
枝先に直径約2cmの円柱形の花穂を出し、濃い赤色の蝶形花を密につける。
昨日のドリーネの片隅に数株咲いていました。
秋吉台の牧場では牧草として栽培され、クリムソンクローバと呼ばれていますが、
そこから離れたこのドリーネにどの方法で運ばれたのでしょうか。
【ベニバナツメクサ】
① 06年6月7日 撮影
【①を拡大しました】
06年6月7日 撮影
【①を拡大しました】
06年6月7日 撮影
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ハルガヤ〈春茅〉(イネ科 ハルガヤ属) 花期は4~7月。
ヨーロッパ・シベリア原産の高さ20~50cmの多年草。
明治初期に牧草として輸入され、各地の川沿い・草地・造成地などに帰化している。
乾燥させるとクマリンの香り(桜餅の葉の香り)がし、
牧草に混ぜると家畜の食欲を増進させる。
茎は細くてやわらかく、普通全体に開出毛がまばらに生える。
葉は長さ5~10cmの線形。
花序は長さ3~7cmの円錐状で、花序の枝が短いので穂状に見える。
小穂は長さ0.8~1cm。
昨日のドリーネの一画で生えているのを見つけました。
苦手としてきたイネ科を、「これまで見たことがない」と分かり、
一人で同定できるようになったのは、「努力のたまもの」と言っていいでしょうか。
【ハルガヤ】
06年6月7日 撮影
【花序を】
06年6月7日 撮影
【上の画像を拡大しました】
06年6月7日 撮影
「披針形の小穂が密につく」
【葉舌を】
06年6月7日 撮影
「葉舌は長さ3~5mmあり、白い膜質でよく目立つ」
きょうは午後から雨になり、風も出てきたので、林の中を長靴に傘姿で、
開花確認だけにして歩きましたから、昨日の画像で日記を書きました。
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