たこさんの秋吉台日記

ご意見、ご感想はホームページの掲示板にお願いいたします。

12月23日 イワヒメワラビ

2007年12月23日 | Weblog

イワヒメワラビ(コバノイシカグマ科 イワヒメワラビ属) 常緑性。
葉は根茎にまばらにつき、全体に白色の軟毛があり、大きな葉は高さ1mを越す。
葉柄は毛の落ちたあとが残ってざらざらし、
基部は多少細くなって、両側に匍匐枝を出す。
葉身は長三角形ないし長楕円形、草質、2~3回羽状に分裂し、
裂片は長楕円形で鈍頭、羽状に浅~中裂するか、または鋸歯縁。
胞子嚢群は小さい円形、葉縁に近く、脈端またはほぼ脈端につき、包膜はない。
本州(宮城県・秋田県以南)・四国・九州に広く分布し、
平地から低山地の明るい草地などに群生し、特に暖地に多い。

【低山地の明るい草地に群生していました】

07年12月18日 撮影
“秋吉台のやまんば”さんに教えて頂きました。

全体に白色の軟毛があり


07年12月18日 撮影
撮りながら「つかみどころのないシダ」と。
その中で、毛が多いことが特徴の一つと思いました。

草質、2~3回羽状に分裂し


07年12月18日 撮影
裂片は長楕円形で鈍頭、羽状に浅~中裂するか、または鋸歯縁


07年12月18日 撮影
「胞子嚢群は小さい円形、葉縁に近く」

【上の画像を拡大しました】


07年12月18日 撮影
「脈端またはほぼ脈端につき、包膜はない」

低山の明るいすそ野の狭い範囲に群生していました。
ほかで自分が見つけて初めて「イワヒメワラビが分かる」と言えるのですが、
白毛が多いことしかつかめていないので、果たして・・・。


最新の画像もっと見る