アマクサシダ〈天草羊歯〉(イノモトソウ科 イノモトソウ属 常緑性。
根茎は斜上し、褐色の鱗片がある。
葉は30~70cm、葉柄は葉身とほぼ同長、赤褐色で光沢がある。
葉身は被針形または長楕円形、洋紙質。
羽片は数対、羽状に全裂し、後側が前側よりやや広く、
裂片は最下のものが最も長く、それより次第に短くなり、時に後側のみ分裂する。
葉縁には短い鋭鋸歯がある。
胞子嚢は葉縁を走る脈の上につき、膜質の偽包膜でおおわれている。
本州(関東南部以西)の暖帯・四国・九州の平地~低山地に産し、
やや乾燥した陽地にも陰地にも生ずる。
一度見たら忘れられない特徴のあるアマクサシダ。
秋吉台では、オオバノハチジョウシダがある場所に生えますが、
オオバノハチジョウシダよりずっと少なく、やっと2場所目を見つけました。
【 ① 洞穴前、オオバノハチジョウシダの下で】
07年2月5日 撮影
【 ② 2場所目 ― 湿った林中で】
07年12月10日 撮影
「羽片は数対、羽状に全裂し、後側が前側よりやや広く」
【②の葉です】
07年12月10日 撮影
「裂片は最下のものが最も長く、次第に短くなり、時に後側のみ分裂する」
【葉裏】
07年12月10日 撮影
「羽片の上側裂片が小さいか、またはない」
【上の画像を拡大しました】
07年12月10日 撮影
「葉縁には短い鋭鋸歯がある」
「胞子嚢は葉縁を走る脈の上につき、膜質の偽包膜でおおわれている」
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