たこさんの秋吉台日記

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6月19日 ムギラン・クモキリソウ

2006年06月19日 | Weblog

ムギラン〈麦蘭〉(ラン科 マメヅタラン属) 花期は6~7月。
常緑樹林内の樹幹や岩上に着生する常緑の多年草。
根茎は横にはい、まばらに偽球茎をつけ、その先端に葉を1個つける。
葉は卵形で長さ1~3㎝、肉質で厚い。
花茎は偽球茎の基部から出て、黄白色の花を1個つける。


足元が不安定な崖に何度か見に来て、開花を確認したのは6月10日でした。

06年6月16日 撮影
【これまでで一番よく撮れたムギランの花】

06年6月19日 撮影
「ムギランの花は半開状で、すぐ閉じ結実する」
だから、開いた花に出会いにくいのですね。
開いてすぐに閉じ始める花は、キバナノマツバニンジン、アメリカキンゴジカ。
この2つは生活が分かったので、時間を見計らって行っていますから、
観察して、ムギランの1日の生活を知れば良いのですよね。


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クモキリソウ〈雲切草〉(ラン科 クモキリソウ属) 花期は6~7月。
湿り気の多い林の中に生える花茎の高さ10~20㎝の多年草。
葉は2個。広卵形でふちは細かく波打つ。
淡緑色または黒褐色の花が総状に5~15個つく。
花が淡緑色のものはアオグモ、黒褐色のものはクログモと呼ばれている。

【友人に教えてもらって開花確認した花】

06年6月13日 撮影
【上の画像を拡大しました】

06年6月13日 撮影
【上の株と30mほど離れたところにも】


06年6月15日 撮影
これも同じ友人に教えてもらいました。
【上の画像を拡大しました】


06年6月15日 撮影
クモキリソウは天候や時刻に関係なく咲いて、
一旦開くと咲き続ける花ですが、梅雨の頃に薄暗い林の中で咲き、
ジッとしていると蚊に攻められるし、やはり撮るのに苦労する花です。


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