たこさんの秋吉台日記

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9月2日 ナンバンハコベ

2008年09月02日 | Weblog

ナンバンハコベ〈南蛮繁縷〉(ナデシコ科 ナンバンハコベ属) 花期は8~10月。
変った花の形から、異国風という意味で南蛮とつけられたが、外来種ではない。
山野に生える多年草。茎はつる状でよく分枝し、長さ1m以上に伸びる。
葉は長さ2~5cmの卵形。
花は横向きまたは下向きに咲き、半球形の萼が目立つ。

【ナンバンハコベは、クズやボタンズルに負けています】


08年9月2日 撮影
「ナンバンハコベの茎はつる状だが、
他の物に巻きつくことはなく、横に這って広がる」


今年はつる植物が元気です。
ナンバンハコベも多いのですが、つる植物の中では一番茎が軟弱で、
クズ・オニドコロ・ボタンズル・ヘクソカズラ・ヤマノイモなどに覆い被されています。
ナンバンハコベを草藪から引き出そうとしたら折れるし、
日差しを受けられず花が付かない株が多いのです。

【探し回って、やっと今日、咲いた花を見つけました】


08年9月2日 撮影
【上の画像を拡大しました】

08年9月2日 撮影
「萼は5中裂し、長さ1~1.2cm、果実がふくらむに従って平開する」

異国風なたたずまいからこの名がついたが、純然たる国産である

08年9月2日 撮影
「花弁は離れ離れにつき、爪部は細く、舷部はくさび形で2裂し、長さ約1.5cm」

ナンバンハコベの背番号は555。 
例年、№554のナンバンギセルに続いて開花確認しているので焦りました。


※ 日記に書いている花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。

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