ナガバノイタチシダ(オシダ科 オシダ属) 常緑性。
葉柄は長さ35cmかそれ以上。
葉身は卵状長楕円形、上部はやや急に狭くなり、鋭尖頭、長さ30~50cm、
2回羽状複生~3回羽状深裂。
羽片は柄があり、三角状被針形、やや尾状に鋭尖頭、
最下羽片は非相称の三角形。
小羽片は広被針形~卵状長楕円形、基部は広いくさび形、無柄かごく短い柄があり、羽状に浅裂~深裂。裂片には低い鋸歯がある。
葉質はやや厚い草質、鮮緑色、葉身には鱗片はほとんど残らない。
胞子嚢群は中肋近くにつき、包膜は全縁。
本州(千葉県南部以南の暖地)・四国・九州・琉球で低山地の林中に生じる。
このシダにつけた番号1122は、何度も名前が変わりましが、
秋吉台では「林内にやや稀」のナガバノイタチシダでした。
【 ① 同定に1ヶ月かかりました】
07年12月18日 撮影
【 ① 「最下羽片は非相称の三角形」】
07年12月18日 撮影
「葉身には鱗片はほとんど残らない」
この点が、オオイタチシダ・ヤマイタチシダ・ヒメイタチシダとは大きく違いました。
【 ① 「羽片は柄があり、三角状被針形、やや尾状に鋭尖頭」】
07年12月18日 撮影
【 ① 上の画像を拡大しました】
07年12月18日 撮影
「胞子嚢群は中肋近くにつき、包膜は全縁」
【② ― ①のすぐ近くで】
08年1月13日 撮影
【② 上の中央の葉を正面から撮りました】
08年1月18日 撮影
ここには毎日のように足を運びました。
【 ② 「羽片は柄があり、三角状被針形、やや尾状に鋭尖頭」】
08年1月18日 撮影
【② 「小羽片は広被針形~卵状長楕円形」】
08年1月18日 撮影
「基部は広いくさび形、無柄かごく短い柄があり、羽状に浅裂~深裂。
裂片には低い鋸歯がある」
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