たこさんの秋吉台日記

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1月18日 ナガバノイタチシダ

2008年01月18日 | Weblog

ナガバノイタチシダ(オシダ科 オシダ属) 常緑性。
葉柄は長さ35cmかそれ以上。
葉身は卵状長楕円形、上部はやや急に狭くなり、鋭尖頭、長さ30~50cm、
2回羽状複生~3回羽状深裂。
羽片は柄があり、三角状被針形、やや尾状に鋭尖頭、
最下羽片は非相称の三角形。
小羽片は広被針形~卵状長楕円形、基部は広いくさび形、無柄かごく短い柄があり、羽状に浅裂~深裂。裂片には低い鋸歯がある。
葉質はやや厚い草質、鮮緑色、葉身には鱗片はほとんど残らない。
胞子嚢群は中肋近くにつき、包膜は全縁。
本州(千葉県南部以南の暖地)・四国・九州・琉球で低山地の林中に生じる。

このシダにつけた番号1122は、何度も名前が変わりましが、

秋吉台では「林内にやや稀」のナガバノイタチシダでした。

【 ① 同定に1ヶ月かかりました】


07年12月18日 撮影

【 ① 最下羽片は非相称の三角形」


07年12月18日 撮影
「葉身には鱗片はほとんど残らない」
この点が、オオイタチシダ・ヤマイタチシダ・ヒメイタチシダとは大きく違いました。

【 ① 羽片は柄があり、三角状被針形、やや尾状に鋭尖頭」


07年12月18日 撮影
【 ① 上の画像を拡大しました】


07年12月18日 撮影
「胞子嚢群は中肋近くにつき、包膜は全縁」

【② ― ①のすぐ近くで】


08年1月13日 撮影
【② 上の中央の葉を正面から撮りました】


08年1月18日 撮影
ここには毎日のように足を運びました。

【 ② 羽片は柄があり、三角状被針形、やや尾状に鋭尖頭」


08年1月18日 撮影
【② 小羽片は広被針形~卵状長楕円形」


08年1月18日 撮影
「基部は広いくさび形、無柄かごく短い柄があり、羽状に浅裂~深裂。
裂片には低い鋸歯がある」


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