６月１日 トチバニンジン

トチバニンジン〈栃葉人参／別名チクセツニンジン〉（ウコギ科　トチバニンジン属）　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　花期は５～６月。
　葉がトチノキの葉に似ているため、別名は根茎が竹の節に似ているため。
山地の林内に生える高さ５０～８０㎝の多年草。
茎は直立し、頂に長柄のある葉を３～５個輪生する。
葉は５小葉からなる掌状複葉。
中心から１個の花茎を立て、球状の散形花序に黄緑色の小さな花を多数つける。

秋吉台でトチバニンジンを初めて見たのは、昨年５月２９日でした。
友人が見つけてくれた１株で、終わりに近い花がついていました。
「１日遅かったら、花は見られなかったかもしれない」と、喜んだものでした。
今年も１株生えているのを確認し、開花した日に見ようと、
５月半ばから２～３日置きに見に来て、昨日、開花を確認しました。
【高さ５０cmほどです】

０６年６月１日　撮影
今年もこの１株だけしか見つかりません。無事来年も出てくれますように。
【花序を】

０６年５月3１日　撮影
【花は】

０６年５月3１日　撮影
「花は淡黄緑色、直径３mmほど、花弁５」