たこさんの秋吉台日記

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10月3日 タカサブロウ・アメリカタカサブロウ

2006年10月03日 | Weblog

秋吉台を下りた田や畑に多いタカサブロウ。
これまで、葉の形や長さが違うのは個体差と思っていましたが、
「タカサブロウの葉の長いのは、アメリカタカサブロウというそうです」と、
友人に教えてもらい、同定にそう果の違いを見る必要があることが分かりました。
見て回って葉の形を見た限りでは、アメリカタカサブロウの方が多いと感じました。
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タカサブロウ〈高三郎〉(キク科 タカサブロウ属) 花期は7~10月。
語源ははっきり分からない。
やや湿り気のある道ばたなどに生える高さ20~70cmの1年草。
茎や葉には剛毛があってざらざらする。
葉は対生し、長さ3~10cm、幅0.5~2.5cmの被針形。
頭花は直径約1cmで、周りに白色の舌状花が2列に並び、
内側に緑白色の筒状花がつく。


06年9月13日 撮影
【上の画像を拡大しました】


06年9月13日 撮影
【上の画像のそう果です】

06年9月13日 撮影
「舌状花のそう果は3稜形、筒状花のそう果はやや扁平な4稜形」
「幅の広い透明な翼が目立つ」


06年10月2日 撮影
探しましたが、完熟のそう果は落ちてしまい、この程度のものしか。

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アメリカタカサブロウ〈アメリカ高三郎〉(キク科タカサブロウ属) 花期は7~10月。
日本では1981年に気付かれた。
葉は長さ6~10cm、幅0.8~1.8cm。そう果の周りに翼がない。


06年9月13日 撮影
【上の株のそう果です】

06年9月13日 撮影
【葉を】

06年9月13日 撮影
【完熟のそう果】

06年10月3日 撮影
「そう果は長さ2.4mm、幅1.9mm。周りに翼はない」
(手元に適当な敷物がなかったので、ウインドブレーカーを広げて
置きましたが、つるっとした生地がこんな粗い目に写りました。)


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