シロバナサクラタデ〈白花桜蓼〉(タデ科 タデ属) 花期は8~10月。
サクラタデによく似た種で、湿地に生え、地下茎のある多年草。雌雄異株。
茎は直立し、よく枝を分け、高さ50~100㎝になる。葉には短い柄があり、
葉身は披針形、両端は鋭形、脈上やふちに伏毛が生え、やや厚い。
托葉鞘は長い筒形で伏毛があり、縁毛は長い。
総状花序はややまばらな穂状で先は垂れる。萼は5深裂し、白色で長さ3~4㎜。
シロバナサクラタデは、8月8日に開花確認しました。
06年8月24日 撮影
06年9月29日 撮影
【開花確認した花】
06年8月8日 撮影
【葉の毛は】
06年10月2日 撮影
「脈上や縁に伏毛が生え・・・」ですが、縁よりもう少し中まで毛が見えます。
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サクラタデ〈桜蓼〉(タデ科 タデ属) 花期は9~10月。
水辺や湿地に生える高さ50~100cmの多年草。雌雄異株。
葉は互生し、長さ7~13cmの被針形でやや厚く、裏面には腺点がある。
托葉鞘は長さ1.5cmの筒形で、ふちには長い毛がある。
花序は細長く、淡紅色の花をやや密につける。花被は長さ約5mmで5深裂する。
雌花では雌しべが雄しべより長い。雄花の雌しべは雄しべより短く、結実しない。
シロバナサクラタデが咲く湿地に、毎年、シロバナサクラタデより1ヶ月くらい
遅れて淡いピンクのタデが咲き始め、今年も今が“一番きれいな時”です。
06年9月29日 撮
花はサクラタデですが、花の枝が多いので、
これまで「帯紅色のシロバナサクラタデ」としてきました。
06年9月29日 撮影
でも、やっぱり、サクラタデです!
06年9月29日 撮影
【托葉鞘】
06年10月2日 撮影
「長さ1.5cmの筒形で、ふちには長い毛がある」
【葉の表面】
06年10月2日 撮影
「葉はやや厚く、両面に短毛がある」
【葉の裏】
06年10月2日 撮影
「裏面には腺点が見られる」
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今日同定したサクラタデは、シロバナサクラタデと同じところに咲き、
枝の数が、シロバナサクラタデと同じように多いので、
「サクラタデでは普通1茎に花穂は1~2本のことが多いが、
シロバナサクラタデの茎は枝が多く、数本つくものが多い」
この記述で悩んできました。
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