たこさんの秋吉台日記

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1月6日 ノコギリシダ

2009年01月06日 | Weblog

ノコギリシダ(イワデンダ科 ノコギリシダ属) 常緑性。
葉柄は長さ20~30cm、緑色だが基部は暗褐色で鱗片がある。
葉身は単羽状、広被針形、長さ20~45cm、幅10~20cm、下部は狭まらない。
側羽片は12~18対、上部のものは次第に小さくなり、頂羽片はない。
下部の側羽片は狭被針形で、鎌状になり、有柄、基部は前側に耳状に突出し、
後ろ側はくさび形、辺縁には鋭鋸歯があり、長さ6~10cm。
葉質はほぼ革質、表面は光沢のある暗緑色、葉脈がくぼんでいる。
胞子嚢群は中肋寄りにつき、長さ3~6mm、包膜はチャセンシダ型で全縁。
本州・四国・九州・琉球・小笠原で、山地林下の陰湿な地上か岩上に生じる。

【 秋吉台では 「陰湿林内にやや稀」のノコギリシダです  】

09年1月6日 撮影
【 同じ場所で昨年 】


08年2月20日 撮影
「側羽片は12~18対、上部のものは次第に小さくなり、頂羽片はない」
【 下部の側羽片は狭被針形、鎌状になり、有柄、基部は前側に耳状に突出 】


09年1月6日 撮影
【 上の画像を拡大しました ― 「辺縁には鋭鋸歯があり」 】


09年1月6日 撮影
「表面は光沢のある暗緑色、葉脈がくぼんでいる」

【 胞子嚢群は中肋寄りににつき、長さ3~6mm


09年1月6日 撮影

「苦手」「頭が痛い」と言いながら、まだ日記に書いていないシダがあると
落ち着きません。でも、気分が乗らなくなったら書かなくなりますから、
「去年の冬はシダばかりで、つまらなかった」と言ってた友達、ご安心下さい。


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