たこさんの秋吉台日記

ご意見、ご感想はホームページの掲示板にお願いいたします。

2月11日 セリバオウレンとアオモジを見に

2007年02月10日 | Weblog

午前中に、県南部のセリバオウレン群生地を訪れました。
初めて来たのは4年前の1月25日で咲き始め、昨年は2月26日に来て満開
でした。きょうは、もうこんなにきれいに。早春の花の開花が早まっていますね。

ここは、照葉樹が主体の林にところどころクヌギの大木が生えている所。
夏は涼しく、花のころはクヌギが落葉しているので適度な日照が得られる
ので、夏の気温が高い地域でセリバオウレンが元気なのだと思いました。


07年2月11日撮影
セリバオウレン〈芹葉黄蓮〉(セリ科 オウレン属) 花期は2~3月。 
山地の林内に生える常緑の多年草。雌雄異株。

【雄株】


07年2月11日撮影
「茎の上部に直径約1cmの白色花を2~3個横向きにつける」

【雄花】


07年2月11日撮影
「雄花は雄しべが多数」

【雌株】


07年2月11日撮影
【雌花】


07年2月11日撮影
「雌花は雌しべが10個前後」

【これも雌花ですが・・・】


07年2月11日撮影
「花弁状の萼片は5~7個。花弁は5~6個、ヘラ状で小さい」
花弁の数が多く、上側の花の花弁は、先が切れ込んでいます。


* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
午後、アオモジの様子が見たくて、友人と秋吉台から草山に来ました。
ほとんどがまだつぼみで、ちらほら咲き始めている株がわずかに見えました。

アオモジ〈青文字〉(クスノキ科 ハマビワ属) 花期は2~3月。 雌雄別株。 

07年2月11日撮影
アオモジの分布は、山口県・岡山県・九州・沖縄。
樹木医の藤原先生によれば、山口県ではもともと長門地方だけだったのが、
瀬戸内地方でも見られるようになったそうです。

【上の画像を拡大しました】

07年2月11日撮影
* * * * *
秋吉台~山陽地方~秋吉台~草山と、忙しい1日でした。 ほおに吹く風は
お彼岸ころの暖かさ。車を降りる時に、つい上着を着てしまっては汗ばみました。


最新の画像もっと見る