カリマタガヤ〈雁股茅〉(イネ科 カリマタガヤ属) 花期は8~10月。
雁股は先が二股に別れた矢じりのこと。花序がこの形に似ていることによる。
日当たりのよい湿ったところに生える高さ7~40cmの1年草。
葉は長さ 3~7cmの線形で柔らかく、先はとがる。
茎の先に長さ2~8cmの細い枝を普通2~3個出し、
枝の片側に小穂をびっしりとつける。
小穂は節に1個ずつつき、長さ3~4mmの扁平な被針形。
小穂は2個の小花からなるが、
下部の小花は退化して、薄い膜質の外花穎だけになっている。
両性の小花の外花穎の先は2裂し、
その間から長さ0.2~1cmの折れ曲がった細い芒が突き出る。
探していたカリマタガヤは、今まで見たイネ科とは別物と、一目で分かりました。
【 ① 高さは10cmほど、群生していました】
07年9月25日 撮影
柔らかく優しい感じで、全体の姿は白っぽく見えました。
【 ② 】
07年9月25日 撮影
【 ③ 下方を】
07年9月25日 撮影
【③を拡大しました】
07年9月25日 撮影
肉眼では気づきませんでしたが、葉も茎も細い毛がびっしり。
【 ④ 花序を】
07年9月25日 撮影
真ん中の花序の枝は長さ約2.5cm。
【④を拡大しました ― 真ん中の花序】
07年9月25日 撮影
【④を拡大しました ― 左の花序】
07年9月25日 撮影
「小花の外花穎の先は2裂し、
その間から長さ0.2~1cmの折れ曲がった細い芒が突き出る」
探し求めていたこの姿!
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