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珍しい学校が土地取得疑惑

2017-02-13 19:14:25 | 生活・教育・文化・社会
 珍しい学校の創立ということをコラムで紹介した(1月29日)が、その土地取得をめぐって疑惑が浮したとのこと。明日発売の2.24号の『週刊朝日』によると、小学校設立の土地は隣接地の10分の1の値で取得したとのことだ。

 創立の学校は「瑞穂の國記念小学院」といい、豊中市に神道を教育の柱にして神社を建築しいる。
 その土地は国有地であり、学校は8770平方メートルを1億3400円で取得した。ところが隣接地の9492平方メートルを市が公園整備のため購入した額が14億2300円である。市の購入価格は1平方メートルあたり15万円、学校の購入価格は1万5千円で、なんと10分の1の開きがある。

 小学校の名誉校長がアベ首相のパートナーであり、法人の理事長は日本会議大阪の役員をしている。何か格別の配慮、不正があったのではないかという疑惑が生じてもおかしくはないのではないか。

*『週刊朝日』2.24号を資料にした記事です。
*内容の詳細は、『朝日新聞』2月9日に掲載されています。

*2月14日の『朝日新聞』に理事長への取材記事を報じている。国は法人への売却に当たり8億円のごみ撤去費を見込み、それを差し引いた額で売却。法人はごみ撤去に1億円をかけたとのこと。隣接の市の公園土地は国がゴミ撤去して売却したのだろうか。謎はこれから解明が必要ではないか。(2月14日)