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聖火台があっても点火できない新国立B案も✕

2016年03月08日 | 東京都政・東京五輪・新国立競技場・神宮外苑開発
昨日のテレビ番組ニュースは、新国立競技場の現在の設計計画ではスタンド内に聖火台を置けないことが判明し、政府や関係機関はスッタモンダ。JSC、文科大臣、担当大臣、大会組織委員会は責任を押しつけ合っていることを面白おかしく特集をしていました。
B案を作成した建築家の伊東豊雄氏は、「敗れた「『B案』には聖火をともす場所が、しっかりと存在した。」と報道各社にコメントをしていましたので、TBS「ひるおび」では、司会者の恵氏が「B案を選んでおけば今頃、醜態をさらさずに済んだ。」とノー天気なコメントをしていました。J
SC日本スポーツ振興センターの「新国立競技場整備事業に関する優先交渉権者の公表」B案(伊東・日本・竹中・清水・大林共同企業体)の基本設計図を詳細に見てみますと、確かに聖火台の位置が図示されていました。それは旧国立競技場が解体される以前に、スポーツ博物館や競技場内に展示されていた銅像やレリーフをこのように配置しますよと図示したものです。管理人から言わせると新宿区の戦争遺物「出陣学徒壮行の碑」はどこに置くのですかと聞きたくなりますが。
三階の観覧席に置く予定図になっていますが、オリンピアから運んできた聖火を点火することは不可です。ひさしは外したとしても、屋根材の鉄骨を外すことは設計上絶対に出来ない相談です。
管理人がB案の図面に聖火台のイラストを挿入してみました。





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