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震災の記憶を風化させないために(津波浸水状況表示板)

2012年03月14日 | 復旧・復興への取り組み
東日本大震災から一年が経過しました。今後は復興への取組がさらに加速していくはずですが,一方で震災の記憶が風化してしまうことが心配されます。

そこで,震災の記憶を風化させないため,有事の際の迅速な避難を促すための取り組みをご紹介します。

その取り組みとは「津波浸水状況表示板」の設置です。平成24年3月9日に気仙沼土木事務所が気仙沼市内に設置しました。

現在,この表示版は気仙沼市南町のエースポート,気仙沼魚市場,朝日町にある旧気仙沼合同庁舎でご覧になることができます。

↓こちらはエースポートの表示板
 
左の写真の赤くマークした部分が表示板です。

↓こちらは魚市場前の表示板
 
左の写真の赤くマークした部分が表示板です。

↓こちらは旧合同庁舎の表示板
 
左の写真の赤くマークした部分が表示板です。

思い出したくない記憶ではありますが,表示を行うことで震災の記憶の風化を防ぎ,有事の際の迅速な避難を促すための取り組みです。

我々スタッフもこの表示版を見た時は震災の教訓を心に刻み防災意識の向上に役立てたいと思いました。
(F.M)


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