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安波山からの眺望

2013年07月22日 | 観光情報 (気仙沼)

安波山(あんばさん)は標高239mの港町・気仙沼のシンボルの山です。

山の名前は「航海の安全と大漁を祈願する」ことに由来するそうです。

ここ数日,梅雨空が続いていますが,先日の夕方,珍しく夕陽が射していたので,安波山に登ってみました。

安波山は5合目まで自動車で登ることができ,安波山公園として整備されています。

5合目にある駐車場付近からも気仙沼市の内湾地区などを一望することができますが,徒歩で安波山の山頂に登ると景色がさらによく見えます。

歩き出すとまず目に入ってくるのは「りゅうの階段」です。

なぜ「りゅう」なのかと思い,気仙沼市役所のウェブサイトを見ると,古来中国の「風水思想」で重なる山並みを龍脈と呼んでいたことにちなみ,龍をイメージしたものなのだそうです。

この「りゅうの階段」から先は結構急な坂道となり,石段になっている部分もあります。

移動距離は長くなりますが,比較的緩やかな「まわりみち」が用意されていますので,そちらを利用してもいいと思います。

途中,何度か足を止めると,眼下のかさ上げ工事の様子が見えました。

上記2枚の写真は,上が南気仙沼地区,下が鹿折(ししおり)地区です。

さて,歩いて登ること約20分。途中で夕陽が雲に隠れてしまいましたが,無事,山頂に到着しました!!

そこには地球儀のオブジェが設置されており,描かれている地図は気仙沼が中心になっているようです。

ところどころにある小さな丸印は,気仙沼を出港した船が操業している漁場を描いたものでしょうか?

そういえば,このオブジェの地図の円周部分には「気仙沼船は 世界へ向けて」と書かれていました。

登山道を降り,5合目の駐車場に到着すると,再び夕陽が射してきました。

もう少し待てば気仙沼の夜景を楽しむこともできたのですが,残念ながら,今回は時間がなく断念しました。

安波山は港町・気仙沼を代表するビュースポットで,気仙沼湾を一望することができます。是非,安波山に登ってみてください。

安波山の場所は,以下の地図も参考にしてください。

(T.H) 


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