
☆根津美術館 サイト
今回の展示室6は『霜月の茶』。
まぁ、炉開き~というよりは炉開きが終わった後、、、かなぁ。
旧暦の霜月の取り合わせ、という印象。
新暦のちょうど今頃。
瓢の花入、銘は『ふくら雀』。
なるほど、確かに雀が羽根を閉じたまま膨らませた姿。
いい加減、瓢の花入みたら「顔回」を思い浮かべるのは卒業しよー、ワタシ
籐組の炭斗に野雁の羽箒。
最近は雁行すら見かけないけど、野雁の羽根は見慣れてるからすぐわかる。
茶室のところ、いつも暗いけど今回は特に暗い
広口釜は見えた。
鼠短檠。
夜咄の季節だなぁ。
伊賀の矢筈口水指。
ここまでが見るの、限界。
備前の丸壺茶入「霜夜」、道入の黒楽茶碗「雪峰」、、あ、雪峰だったか。見えなかったぜっ
再び、展示ケースを進む。
宋胡録柿香合はいい形。
利休の花押がある竹蓋置は古い。形がいびつ。←個人的にあまり好みではない
宗旦の竹花入「去年」。「こぞ」と読むのが響きがよくて好き。
三島芋頭水指も年の瀬ならではの取り合わせ。
塗り蓋が変色していて、けっこう使われた感あり。
そういえば、実家にある水指も三島芋頭だったっけ。
えらく違うけど。
平べったくて大きい瀬戸の大海茶入「節季」。
これは年明けかなぁ。
いかにも目出度い感じ。
根津さんの展示は茶入と仕服の展示が離れた場所にあるのがちょっと気に入らん。
上野(あがの)の斑釉水指の塗り蓋もチョコレート色だったなぁ。
小島漆壺斎作の村雨蒔絵棗がおもしろい。
不昧公の筆跡で和歌がデザインされている。
和歌そのものは読み取れなかったんだけど、雲が去った後も時雨れる空模様を詠んでるそうな。
ここでも不昧公、か。
黒織部茶碗。
懐石道具では象嵌十字文俵形鉢に沓形鉢。
茶道には詳しくなさそうな見学者の方が「変わってるなぁ
」
確かに、こういうの、一般的には使わないもんね。
考えてみれば、今年の根津美術館は10月以降しか訪れなかった。
来年はもうちっと訪れたい。

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致しマス
★根津美術館バックナンバーリスト
2014年10月 『名碗20撰』→こちら
2014年10月 『秋光を楽しむ茶』→こちら
2014年10月 『名画を切り、名器を継ぐ 美術にみる愛蔵のかたち』→こちら
2013年11月 『井戸茶碗 -戦国武将が憧れたうつわ-』再訪→こちら
2013年11月 『井戸茶碗 -戦国武将が憧れたうつわ-』→こちら
2013年10月 「秋の夜長茶」→こちら
2013年10月 『清雅なる情景 日本中世の水墨画』→こちら
2013年5月 『国宝燕子花図屏風 〈琳派〉の競演』→こちら
2013年3月 『遠州・不昧の美意識 名物の茶道具』→こちら
2012年12月 『ZESHIN 柴田是真の漆工・漆絵・絵画』 展示室6『口切 -茶人の正月-』→こちら
2012年6月 「コレクション展 中世人の花会と茶会」展示室6「雨中の茶の湯」→こちら
2012.5月 展示室5『きらめく螺鈿』、展示室6『初夏の茶』→こちら
2011.12月 『中国の陶磁・漆・青銅』『夜咄の茶』→こちら
2011.10月 根津美術館の露地と茶室 →こちら
2011.10月 『春日の風景』『名残の茶』 →こちら
2011.7月 『古筆切 ともに楽しむために』→こちら
2011.6月 『伊万里・柿右衛門・鍋島 肥前磁器の華』→こちら
2011.4月 『燕子花図屏風と初風炉の茶』→こちら
2010年10月『南宋の青磁 宙(そら)をうつすうつわ』→こちら
2010年1月『観るやきもの・使ううつわ 陶磁器ふたつの愉楽』→こちら
2009年11月『根津青山の茶の湯』→こちら
2009.10月『新・根津美術館展 国宝那智瀧図と自然の造形』→こちら
今回の展示室6は『霜月の茶』。
まぁ、炉開き~というよりは炉開きが終わった後、、、かなぁ。
旧暦の霜月の取り合わせ、という印象。
新暦のちょうど今頃。
瓢の花入、銘は『ふくら雀』。
なるほど、確かに雀が羽根を閉じたまま膨らませた姿。
いい加減、瓢の花入みたら「顔回」を思い浮かべるのは卒業しよー、ワタシ

籐組の炭斗に野雁の羽箒。
最近は雁行すら見かけないけど、野雁の羽根は見慣れてるからすぐわかる。
茶室のところ、いつも暗いけど今回は特に暗い

広口釜は見えた。
鼠短檠。
夜咄の季節だなぁ。
伊賀の矢筈口水指。
ここまでが見るの、限界。
備前の丸壺茶入「霜夜」、道入の黒楽茶碗「雪峰」、、あ、雪峰だったか。見えなかったぜっ

再び、展示ケースを進む。
宋胡録柿香合はいい形。
利休の花押がある竹蓋置は古い。形がいびつ。←個人的にあまり好みではない
宗旦の竹花入「去年」。「こぞ」と読むのが響きがよくて好き。
三島芋頭水指も年の瀬ならではの取り合わせ。
塗り蓋が変色していて、けっこう使われた感あり。
そういえば、実家にある水指も三島芋頭だったっけ。
えらく違うけど。
平べったくて大きい瀬戸の大海茶入「節季」。
これは年明けかなぁ。
いかにも目出度い感じ。
根津さんの展示は茶入と仕服の展示が離れた場所にあるのがちょっと気に入らん。
上野(あがの)の斑釉水指の塗り蓋もチョコレート色だったなぁ。
小島漆壺斎作の村雨蒔絵棗がおもしろい。
不昧公の筆跡で和歌がデザインされている。
和歌そのものは読み取れなかったんだけど、雲が去った後も時雨れる空模様を詠んでるそうな。
ここでも不昧公、か。
黒織部茶碗。
懐石道具では象嵌十字文俵形鉢に沓形鉢。
茶道には詳しくなさそうな見学者の方が「変わってるなぁ

確かに、こういうの、一般的には使わないもんね。
考えてみれば、今年の根津美術館は10月以降しか訪れなかった。
来年はもうちっと訪れたい。

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2014年10月 『名碗20撰』→こちら
2014年10月 『秋光を楽しむ茶』→こちら
2014年10月 『名画を切り、名器を継ぐ 美術にみる愛蔵のかたち』→こちら
2013年11月 『井戸茶碗 -戦国武将が憧れたうつわ-』再訪→こちら
2013年11月 『井戸茶碗 -戦国武将が憧れたうつわ-』→こちら
2013年10月 「秋の夜長茶」→こちら
2013年10月 『清雅なる情景 日本中世の水墨画』→こちら
2013年5月 『国宝燕子花図屏風 〈琳派〉の競演』→こちら
2013年3月 『遠州・不昧の美意識 名物の茶道具』→こちら
2012年12月 『ZESHIN 柴田是真の漆工・漆絵・絵画』 展示室6『口切 -茶人の正月-』→こちら
2012年6月 「コレクション展 中世人の花会と茶会」展示室6「雨中の茶の湯」→こちら
2012.5月 展示室5『きらめく螺鈿』、展示室6『初夏の茶』→こちら
2011.12月 『中国の陶磁・漆・青銅』『夜咄の茶』→こちら
2011.10月 根津美術館の露地と茶室 →こちら
2011.10月 『春日の風景』『名残の茶』 →こちら
2011.7月 『古筆切 ともに楽しむために』→こちら
2011.6月 『伊万里・柿右衛門・鍋島 肥前磁器の華』→こちら
2011.4月 『燕子花図屏風と初風炉の茶』→こちら
2010年10月『南宋の青磁 宙(そら)をうつすうつわ』→こちら
2010年1月『観るやきもの・使ううつわ 陶磁器ふたつの愉楽』→こちら
2009年11月『根津青山の茶の湯』→こちら
2009.10月『新・根津美術館展 国宝那智瀧図と自然の造形』→こちら