この連休で観た2本目の映画はこれでした。
『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』
4月14日から全国公開中ですが
2005年1月に公開された映画
『東京タワー』から半年後の6月に出版されるや
根強い人気に押され
210万部を超えるロングベストセラーに。
リリー・フランキーが亡き母への思いを綴った
同名の自伝小説の映画化です。
映画は、主人公のこんなコメントからはじまりました。
この話は、東京に弾き飛ばされ
故郷に戻っていったオトンと
同じようにやってきて
帰るところを失ってしまったボクと
そして
一度もそんな幻想を抱いたこともなかったのに
東京につれてこられて、戻ることも帰ることもできず
東京タワーの麓で眠りについた
ボクの母親の、ちいさな話です。
1960年代、ボクが3歳の頃。
真夜中にオトン(小林薫)が玄関の戸を蹴破って帰ってきた。
酔っぱらったオトンはボクにいきなり焼き鳥の串を食わせ
そして・・・オカン(内田也哉子)にホウキで殴られた。
故郷の小倉で、オカンとオトンとボクの3人が暮らした
短くも幸せな日々の、それが最後の思い出だった。
2011年に完成する新東京タワーに代表されるように
時代が大きく変わるような錯覚だけは
持たないようにしたいものです。
この作品の裏側には、そんな想いが・・・
♪後編につづく
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