赤毛のアンちゃん

赤毛の柴犬アンちゃんは2014年11月、14年5カ月の生涯を閉じました。『決してリードは放しま宣言』発信中のブログです♪

オードリーが好き[78] 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン 前編

2007-05-06 06:13:27 | (2)オードリーが好き


この連休で観た2本目の映画はこれでした。
『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』
4月14日から全国公開中ですが
2005年1月に公開された映画
『東京タワー』から半年後の6月に出版されるや
根強い人気に押され
210万部を超えるロングベストセラーに。



リリー・フランキーが亡き母への思いを綴った


同名の自伝小説の映画化です。

映画は、主人公のこんなコメントからはじまりました。

この話は、東京に弾き飛ばされ
故郷に戻っていったオトンと
同じようにやってきて
帰るところを失ってしまったボクと
そして
一度もそんな幻想を抱いたこともなかったのに
東京につれてこられて、戻ることも帰ることもできず
東京タワーの麓で眠りについた
ボクの母親の、ちいさな話です。


1960年代、ボクが3歳の頃。
真夜中にオトン(小林薫)が玄関の戸を蹴破って帰ってきた。
酔っぱらったオトンはボクにいきなり焼き鳥の串を食わせ
そして・・・オカン(内田也哉子)にホウキで殴られた。
故郷の小倉で、オカンとオトンとボクの3人が暮らした
短くも幸せな日々の、それが最後の思い出だった。



2011年に完成する新東京タワーに代表されるように
時代が大きく変わるような錯覚だけは
持たないようにしたいものです。

この作品の裏側には、そんな想いが・・・

♪後編につづく





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