マフラの取り付け場所だよ・・・
ありゃ????下のボルトが・・・無いよ・・・
えええええええ!!!中で折れてるよ・・・・
あんなに言ったのに・・・スイングアーム固定などするなって!・・・
今までの経験と技術で中の残りのボルトを抜こうとしましたが・・・ギブアップ・・・
最終手段・・・・ちょいと細めのドリルで穴を開けて残ったクズをかき出す・・・
しかし、エンジン本体より中に詰まってるボルトの方が素材が硬いため、硬い先の尖ったものでほじくり出そうとするとエンジンの方のネジ目を痛める・・・
ボルトが6ミリだからうまく中心にドリルを立てると5ミリの刃でネジ山を残して穴開けできるんだけど、全てがフリーの状態・・・
エンジン積んだまま、折れたボルトの中心と思われるところにセンターポンチで位置だしして、感に頼った角度でドリルを押し付ける・・・
ドリルがズレてたらネジ山を潰すので4.2mmの刃で・・・でもこれじゃ残ったボルトのネジ山をかぎ出すには残ったボルトの厚みが・・・
息子に自己責任の代償を覚悟させて5mmの刃で行く覚悟を・・・
まぁ、ダメならヘリサートって手も・・・実際そうする方が強度が増して良いらしい。知り合いの加工屋さんは、「アルミにネジ立てる時には前もって入れるよ・・・」って・・・
最終手段が有ると思い切って行けますんで。5mmでギュイ〜ンって・・・
まずまずの位置と角度だったんでなんとかエンジン側のネジ山も残ってくれました。さて残りのボルトのネジ山クズをほじくり出さないと・・・
やはりエンジン側の方が柔らかいから、力を入れるのが怖いですね・・・・
ならば、6mmの3番タップで・・・・入口に残ったネジ山を頼りに少しずつ回しては戻し、回しては戻し・・・・
なんとまずまずの状態になったみたいです。
代わりのボルトを入れて、残ったもう一本のボルトとの角度のズレ具合を確認します。
「んんんん・・・まずます・・・かな・・・」
ボルトを締め付けて締め付けに使った六角ボルトの頭を切り落とします。
この時にボルトに前もってナットを入れておくと、ボルトを切り落とした後でこのナットを外すと、切り落とした時に出来たボルトのネジ山の潰れを簡易的に修正出来ます。
最後にモンキーのノーマルマフラーを取り付けて、息子に「ここを取ったり付けたりしとったら、エンジン側のネジ山が潰れてヘッド交換になるで!」と最終手段が有るのを隠してビビらせておきました。
にしても・・・情けない・・・
マフラーをスイングアームに固定するなど聞いた事無い・・・
前回は長さの違うボルトを無理やりねじ込んでクランクケースを破ってオイル漏れ起こすし・・・・