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アジアと小松

アジアの人々との友好関係を築くために、日本の戦争責任と小松基地の問題について発信します。
小松基地問題研究会

12/24高浜異議審、大飯仮処分決定告知

2015年12月18日 | 原発
12/24高浜異議審、大飯仮処分決定告知
 
 弁護団が予測する1カ月も早い12月24日に告知するという。判読に2カ月はかかる分量の準備書面を裁判所はちゃんと読んだのだろうか?
 
 11月13日の高浜異議審、大飯仮処分審尋の報告集会で、河合弁護人は「前回期日には11件、今回も11件の準備書面を提出し、3人の学者によるプレゼンテーションによって、全力で主張・立証した。裁判所はこれらの書証をていねいに読んでおり、弁護団としては手応えを感じている。脱原発の全戦線で全力でたたかいぬき、なおかつ局地戦としての仮処分審尋に全力を尽くした」と、自信をもって語った。

 井戸弁護人は「裁判長は『常識的な期間内に出す』といっており、準備書面の量から見て、これを読み終えるには2ヶ月ほどかかるだろう。1月中旬以降になるのではないか」と推測していた。

 異議審、仮処分審尋を担当している林潤裁判長は南京事件の被害者・遺族中国人が日本(国・政府)に国家賠償請求した事件の裁判で陪席裁判官を務めた。
 1999年9月22日の東京地裁判決は、「『南京虐殺』というべき行為があったことはほぼ間違いのないところというべきであり、原告Aがその被害者であることも明らかである」としながら、「個人が外国政府に対して直接に戦争被害にかかる損害賠償請求をする権利はない」と、門前払いの判決を下している。

 さて、12月24日、林潤裁判長は最高裁から送り込まれた刺客としての役割を果たすのか、22の準備書面に真摯に向きあい、樋口裁判長のように歴史的重責を果たすのか。

 12月24日午後1時30分には福井地裁前を埋めつくそうではありませんか。新しい歴史を刻むために。
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