F15戦闘機の燃料タンクについて
防衛省は燃料を増槽せずに、機体内燃料だけで訓練すると言っている。それでどの程度の訓練ができるのか。機体内燃料だけでは足りないからと言って、空中給油訓練を強化するのではないか?
今回のタンク落下事故について、防衛省の「事故調査委員会」の報告待ちで、市民側の独自調査がおこなわれていない。福島原発事故については、政府機関の調査と併行して市民側の調査・分析があってこそ、原発事故の真実が明らかにされてきた。
自衛隊は戦前の軍隊を継承し、秘密主義であり、「事故調査委員会」は、真実の究明ではなく、隠蔽の役割を果たそうとしている。市民側からの調査を必要としている。
この間、F15戦闘機の外部燃料タンク落下事件が報じられているが、F15の燃料タンクに関する解説がほとんどなされていない。1981年に発行された『戦闘機F15の全貌』を参考にして、レポートを送ります。
F15の機体内には胴体と主翼に6個の燃料タンクがあり、約6000㎏の燃料(灯油+添加物)を搭載し(図参照:青色部分)、通常は胴体中心線に約1800㎏の燃料を1個増槽して、訓練をおこなっている。(機体内タンク+胴体中心線増槽=約8000㎏)
<F15戦闘機の燃料タンク>
①胴体内タンク4個:1108ガロン=3268㎏
②主翼内タンク2個:989ガロン=2918㎏
③主翼下面増槽2個:1220ガロン=3597㎏
④胴体中心線増槽1個:610ガロン=1798㎏
①+②(機内タンク)合計2098ガロン=6185㎏
①+②+③(機内タンク+胴体中心線増槽)合計3317ガロン=7984㎏
①+②+③+④(機内タンク+全増槽)3927ガロン=11580㎏
防衛省は燃料を増槽せずに、機体内燃料だけで訓練すると言っている。それでどの程度の訓練ができるのか。機体内燃料だけでは足りないからと言って、空中給油訓練を強化するのではないか?
今回のタンク落下事故について、防衛省の「事故調査委員会」の報告待ちで、市民側の独自調査がおこなわれていない。福島原発事故については、政府機関の調査と併行して市民側の調査・分析があってこそ、原発事故の真実が明らかにされてきた。
自衛隊は戦前の軍隊を継承し、秘密主義であり、「事故調査委員会」は、真実の究明ではなく、隠蔽の役割を果たそうとしている。市民側からの調査を必要としている。
この間、F15戦闘機の外部燃料タンク落下事件が報じられているが、F15の燃料タンクに関する解説がほとんどなされていない。1981年に発行された『戦闘機F15の全貌』を参考にして、レポートを送ります。
F15の機体内には胴体と主翼に6個の燃料タンクがあり、約6000㎏の燃料(灯油+添加物)を搭載し(図参照:青色部分)、通常は胴体中心線に約1800㎏の燃料を1個増槽して、訓練をおこなっている。(機体内タンク+胴体中心線増槽=約8000㎏)
<F15戦闘機の燃料タンク>
①胴体内タンク4個:1108ガロン=3268㎏
②主翼内タンク2個:989ガロン=2918㎏
③主翼下面増槽2個:1220ガロン=3597㎏
④胴体中心線増槽1個:610ガロン=1798㎏
①+②(機内タンク)合計2098ガロン=6185㎏
①+②+③(機内タンク+胴体中心線増槽)合計3317ガロン=7984㎏
①+②+③+④(機内タンク+全増槽)3927ガロン=11580㎏