私事の話で、
人をやる気にさせることなどできない
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/e75057175a59763a45dbc3054a562ff7
のつづき。
最近、意味も理解せずに「学習と成長の視点」を持ち込む輩が多くて困る。
中途半端な意識高い系による猛威が組織と個人を破壊している。
無理解な人は「学習と成長が大事だ!」と主張して、「個人」に学習と成長を求める。
確かに学習し成長するのは個人であるが、学習と成長の機会を創出するのは個人ではない。
個人にできることなら、とうにやれているはずだろう。
そうではないのだ。
相互依存関係によるWin-Winの関係構築によって、個人ではできないことを、組織として可能にする力こそ組織力であり、そのパースペクティブが「学習と成長の視点」であろう。
組織として学習と成長の機会を創出していくのが「組織学習」という概念であり、「学習する組織」の基本的なポイント(5th Discipline)の一つだ。
主体性や能動性ばかりに注目してマッチョな人間像を求めるのではなく、多様なステークホルダーをインクルージョンして相互作用を発揮するチームワークのあり方を考える高次な人間像を自らに求めよう。
単なる愚痴でした。
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