進化する魂

フリートーク
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試される国家戦略局 ~がんばれ菅直人~

2009-10-16 23:19:14 | 政治
概算要求でよみがえる「美濃部都政」の悪夢(池田信夫)
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/666c1515ce8a199bb5271550a1e028a0

概算要求の混乱にみる「国家戦略」なき鳩山政権(池田信夫,ニューズウィーク)
http://newsweekjapan.jp/column/ikeda/2009/10/post-71.php

(今更いうまでもないが)
池田信夫氏が民主党の戦略の無さを指摘している。
民主党に国家戦略などないのは以前から周知の事実であるが、それでも私は個別の戦闘能力に期待する面があった
(私は民主党の長期政権に期待をもっていない。あくまでも日本の政治の進化のために必要な一つのステップとして捉えている。)
ところが、個別の戦闘ですら既に敗走し始めているというではないか

補正凍結、閣議決定へ 「査定大臣」戦績は?(NIKKEI NET)
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20091016AT3S1502J15102009.html

これは一面的な情報でしかないが、こういうのを見るにつけ民主党の勘違い議員にがっかりする
いまのところ鳩山内閣の大臣でまともなのは前原国交相と岡田外務相くらいじゃないか。
批判もあるが、前原氏は就任早々から民主党の公約通り、投資効果の低い事業をぶった切っている。
こうなったら後は藤井財務相と菅国家戦略局担当相に期待するほかないようだ。
彼らに予算要求を蹴ってもらう他あるまい。
何を勘違いしてんだいお前ら!」と。
(時間がないと言い訳するに決まっているのだが。)

藤井財務相、概算要求「このままじゃまずい」(NIKKEI NET)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20091016AT3L1607616102009.html


これは極めて当たり前のことだけれども、
誰にも損失を出さないまま削れる予算なんて皆無に決まっている。

予算を通すには財務省のチェックも通るし、
ただでさえ財政赤字を垂れ流しているから、明らかに無駄な予算は存在しえない。
どんなに投資効果の低い予算にも、かならずもっともらしい名目がついている。
その名目の文脈作成技術は官僚の得意分野である。


ゆえに「査定大臣」の意味は「無駄を削れ」ということでは有り得ない。
民主党の重点政策に税金を振り分けるために、
全体最適の観点から投資効果の低いものについては優先度を下げて切り捨てろという意味だ。


どの予算も誰かにとって必要なのは初めからわかりきっていることだ。
その誰かに損失をもたらす可能性があるから、切れないというのなら、査定大臣失格である。
鳩山首相はそのような大臣を早々に辞めさせたらいい。
いや、このような状況に対抗するための国家戦略局だったかな。
予算の枠組みを決める役割だったな。
さてさて、菅直人に期待してみよう


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