折り紙と与えるということの日記

人って気弱になると謝り出す。
それって当たり前の反応なのだろうか？

また自暴自棄になり、周りに当たり散らす人もいる。
人から 貰うことが当たり前だと思っている人もいる。
もっと貰いたいとダダをこねる。

自分はどうなんだろう？と思う。

ぼくは介護の仕事の現場で、そういう老人を毎日見ている。
人間の本音のところが垣間見える。

与えることのできない人ってつまらない。
「謝らないでください。仕事ですから！少なくとも、ありがとねと
軽く言ってくださいよ」
笑顔だけで良いんだと思う。
「やらせていただき、感謝します」
と言う。
受けて与える。受けて与える。
これがコミュニケーションの基本だと思う。

「人は死ぬときは死ぬ」
と若い同僚の女性が呟きました。
「与えることを知らない人は、決して幸福にはなれないと思う」
と凄いことをバッサリと言ってのけたとき、
ぼくはおもわず彼女に合掌していました。
今回も薔薇の折り紙を折ってみました。