abyman の折り紙と日記

折り紙、本、旅の日記

折り紙と愛についての日記

2017-09-16 20:52:37 | 日記
施設の認知症のおばあちゃんに、
「愛してるよ、だからちゃんと立っててね!」
と言った。
一緒にトイレで排泄介助していた女性の職員に、
「愛してるって気軽に言ったらダメじゃん。愛してるって
もっと重い言葉でしょう!」
と言われた。
そうなんだ。「愛してる」ってそんなに重い言葉だったんだ。

ぼくは、人は愛さなければならないと思っている。
色んな条件をクリアして到達するのが愛を成就させることだとは思わない。
それはドラマの見過ぎでしょう!
と思う。

まずは愛さなければならないと思う。
何も考えずに、この人が好きだな。
愛してるなと思うこと。

そこに責任などという重い題材を持ち出してもつまらない。

結婚相手に条件を付けるってことは、
自分の愛を信じてないってことだと思う。

好きであること、愛してるってこと、
駆け引きしてること自体が、
ぼくには愛を汚しているように思う。

ぼくは好きで愛してる人に出会ったら、
一生付き合いたいと思う。

死に行く認知症のおばあちゃんに、
「愛してるよ」と言いたい。

そこら中に愛があって何が悪いんだ。
恥ずかしがらずに、
「愛してる」って言ってごらんよ。
自分が悩んでいたことが嘘のように晴れると思う。

明日も大好きなおじいちゃんとおばあちゃんに会える。
そして、気楽に、
「愛してるよ」
と言う。
最高の一日が待っている。
感謝感謝です。

ぼくは死んだ親父のことを、涙が出るほど大好きで愛してる。
そう思った若かりし日、枕を顔に当てて泣き明かした。
愛っていいよね。