負け豚の遠吠え

(連絡メール:aboboa@mail.goo.ne.jp)

【頑張れ!】 東日本大震災犠牲者慰霊、及び復興祈願「波除際」に参加してきた 【東北!】

2012年03月12日 13時04分20秒 | 頑張れ東北!

 

■「東日本大震災犠牲者慰霊、及び復興祈願」を祈る「波除際」なる式典に参加

 


昨日は、戦後最大の国難となった東日本大震災から一年という日になりました。

そして東日本大震災一周忌として、日本のみならず世界で様々な慰霊祭が執り行われました。

 

【追悼】 本日は3.11、東日本大震災から1年になりました。

負け豚も、ほど近い神社にて「東日本大震災犠牲者慰霊、及び復興祈願」を祈る

「波除際」なる式典に参加し、哀悼の意を表して参りました。


この神社は小さな神社ではありますが、

その昔、江戸の町を襲う大波の被害から守るため、建てられた神社であり、

波除神社とも呼ばれるようで、神社内に「波除の碑」なるものがある。


ご存じのとおり今回の東日本大震災の被害者の大部分が巨大な津波によるものであった事から、

この「波除神社」としては、一つの使命に基づいた慰霊の儀式を執り行うに至ったものと思われます。


被害者への慰霊もさることながら、こう言った神事はなかなか経験するチャンスはないので

記録として書き残しておきたいと思いました。

 

神社がある町のところどころにこういった幟が立てられていました。

関係者以外はこの幟をみて、興味を抱き参加したと思われます。

負け豚もその一人。

 

 

町内会?の掲示板にも。

 

 

これが、江戸の町を大波から護っている洲崎神社。

町の小さな神社ですが、良い神社です。

 

  

 

 

 

これが波除の碑なるもの。

左の古いのが江戸時代当時からのもの。

右は新しく作った碑かな。

 

 

波除碑の説明。

東京都の文化財に指定されているようです。

 

 

このように波除碑に向かい、神台が設けられ、お供え物などが置かれていた。

 

  

 

準備をする人々。

 

進行役を務めた若い神主さん。

一つ一つの儀式の説明や黙とうの音頭等をしていました。

  

 

宮司さん登場。

この後、2時46分の黙とうから、東日本大震災の慰霊、及び震災復興祈願の

「波除祭」

が執り行われました。

 

儀式が開始されてしまうと、当然ながらカメラでパシャパシャ出来ない訳でして、

主たる写真はここまでになります。

一時間弱の「波除祭」でしたが、

本格的な慰霊に参加できて、とても有意義な経験になりました。

最後に一枚、小さなカワイイ子供も慣れた手つきでデジカメで波除碑を撮影してました。

何とも微笑ましい瞬間でした。

 


神社での「波除祭」終了後、ほど近い成田山新勝寺の別院(東京出張所?)である、深川不動尊にも行ってみた。

このお寺の東北の別院が被害を受けたこともあり、こちらでも東日本大震災の慰霊法要が執り行われていました。

簡単に報告。

 

 

 


実は負け豚自身が東日本大震災の半年程度前に宮城岩手青森などの東北へ旅行をしておりました。

その際は、泊まった旅館や立ち寄った食事処、コンビニ等、行く先々で東北らしいとても暖かい対応をしてもらいました。

車で行ったのですが、東京ナンバーが東北の人の目にとまる度に

「兄ちゃん、東京から来たんかぁ。遠くから大変だったろう。」

と、声をかけられ、食事を大盛りにしてもらったり、一品サービスしてもらったりと

のどかな東北らしい暖かい対応を受けました。

もちろん、一時の事であり名前も連絡先も知る訳ではありませんが、

震災の後、負け豚にあの優しい笑顔ともてなしをくれた東北の人たちは大丈夫だろうか?無事だろうか?

と非常に心配で苦しい思いをしておりました。

そういった事からも、今回の震災はとても自身に対する影響は大きかったため、

せめてものという気持ちで、慰霊祭に参加するに至ったわけです。

まぁもしかして単なる自己満足なのかも知れませんが。


しかし、こういう気持ちの時に、その気持ちのやりどころとして、

神社仏閣の存在ってのは大きな意味があるんだなぁとつくづく感じました。

亡くなった方を慰霊する神社仏閣ですが、

本当は生きている私たちの心の救いとして存在しているというのが正しい見方のような気がします。

そしてこういった日本の心の文化を護って次世代へ子子孫孫へ受け継いで行かなければと思う負け豚でした。

 



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