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政権批判

2019年07月17日 17時01分26秒 | 遊戯王
漫画『遊☆戯☆王』の作者がInstagramに参議院選挙への投票を促すようなイラストを載せたのですが、ブラックマジシャンガールの吹き出しに「ホント……日本て住みづらくなっちゃった……」、ブラックマジシャンは「独裁政権に未来は暗黒次元(ダークディメンション)!」となっていて、作者本人の投稿文に「本当に今の売国政権で日本の未来は大丈夫かと思うわ!」とあったそうです。高橋先生は現政権をよほどお嫌いのようですね。

高橋先生が作ったキャラクターですし、作者が自分の分身とも言えるキャラクターたちに政権批判のセリフをしゃべらせるのも表現の自由だと思います。現政権に批判的なのも、思想信条の自由は憲法で保障されているのですから、それを責めたりはしない。ただ、独裁政権だとか、売国政権だとかのレッテル貼りでしかない頭の悪いセリフを、クールで知的なブラマジにしゃべらせたり、作者本人が口にしたのが残念でなりません。いったい、何を根拠に独裁政権・売国政権と言うのでしょうか?野党やマスコミがそう言って現政権を批判するからですか?そうやって、聞いた事を鵜呑みにして、自分の頭で考えないから、頭の悪いセリフだと言うのです。

安倍総理は、確かに長く総理の座についていますが、それを独裁と言えるのでしょうか?安倍総理は公正な選挙の結果、選ばれた国会議員であり、自民党員による総裁選挙で選ばれた自民党総裁です。民主的に選ばれた総理を独裁者と呼ぶ方がおかしい。安倍総理に誰も逆らえないとか言う人もいますが、マスコミも、野党議員も、自民党内からも、総理を批判する人はいます。本当に独裁政権なら、そんな批判の声を上げた人は粛清されちゃいますよ。中国や北朝鮮のようにね。長期政権を悪い事のように言う人もいますが、コロコロと総理が入れ替わりしてたら、腰を据えた政策なんてできないし、他国からも侮られます。長期政権=独裁政権ではないし、長期政権=悪でもない。むしろ長期安定政権の方が国家にとって有益な事が多いのは、歴史を学べば明白です。

売国政権という批判も的外れとしか言いようがありません。確かに、沖縄の米軍基地の問題などを見ると、アメリカに対して従属的な感じがすると思います。でも、はっきり言ってアメリカ、ロシア、中国に囲まれ、食料やエネルギーの自給率が低い日本が、スイスのように中立を守る事なんて不可能です。どこか大国の後ろ盾なしに独立を維持するのは困難で、アメリカ、ロシア、中国のどれか一つを選べと言われたら、価値観を共有できるアメリカしか選択肢はありません。それとも、中国やロシアのような共産党の独裁国家の方がお好みですか?それに、何でもかんでもアメリカの言いなりになっているわけではありません。むしろ、トランプ大統領を上手くコントロールして日本の国益と世界の平和を守っているのが現政権と言えるでしょう。外交というのは、自国の主張が100%通るものではありません。いかに少ない譲歩で、より多く相手の譲歩を引き出せるかの勝負なのです。国益のための譲歩を売国と言う人は政治的なセンスに欠けているとしか言いようがありません。

もちろん、現政権に問題がない訳ではない。だから政権批判はどんどんするべきです。しかし、野党やマスコミが言うような独裁政権・売国政権などというレッテル貼りは、お前のかーちゃんでべそ!みたいな根拠のない悪口でしかない。そんな子供の悪口レベルの事しか言えないから、今の野党の支持は伸びないし、そんな悪口を鵜呑みにするから高橋先生も残念な人あつかいされるのです。政権批判するなら、具体的にどのような部分が、なぜ悪いのかを明確に主張しよう。
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