今宵も劇場でお会いしましょう!

おおるりが赤裸々に綴る脱線転覆の感想記!(舞台やライブの感想です)

いさらい香奈子ソロライブ

2012年04月29日 04時33分05秒 | ライブ/コンサート

今宵も誰かが疲れている

世界中で
あらゆる場所で
どこかのプラットホームに向かう階段の下で

というのは私のことね
「今宵も誰かが・・・してる」の書き出しはつまり、いさらい香奈子さんのライブなんですけど、これは4月20日の話。
ってことは、先週の金曜日ですから、もう一週間以上も経ってしまいました。
私は転勤して一ヶ月が過ぎ、ここに至ってとても疲れています。心も体も重いです。
昨日あたりは朝の通勤時に駅の階段を登りながら、その頂上のホームがやけに遠く感じられて、遥か彼方に見えたりして。

とかね~、こんなところにまで、つい弱音を吐きたくなる程度にはきちゃってるのよね。
たぶん、そのうちにまたゾンビのように復活するんでしょうけど、それにしても、いい加減ボロボロになってきたよなぁ、このゾンビも。
と、ぼやく、ぼやく(笑)
まあそれで、今月は平日の夜に遊びに行く余裕はほとんどありませんでしたけど、この日のライブは職場にとても近くて、歩いて行ける距離だったのはとても有り難かったです。

ところで、いさらい香奈子さんも最近はどうもお疲れのようです。
というのも、実は彼女は新宿三丁目に新しくショット・バーをオープンするのだとか!
もちろん、歌が聴けるお店ですって!
今はその準備中で、店のデザイン、照明、音響などを劇団関係者にお願いし、予算をおさえるためペンキ塗りなどは自分でやっているのだそうです。
そりゃー、大変だ~!
そのお話はブログに書いてあったので、私も含めてお客さん達みんな知っていたことですが、なんと!この日のピアニストの方だけがお店のことを知らなかったそうで、ひとりで「ええ~っ!!」と驚いていたのは可笑しかったわ。
どんなお店になるんでしょうね? いさらいさんはお料理も得意なのでお食事も出してくれるそうですけど、開店したらぜひ行ってみたいと思います。

そんなこんなで、この日は馴染みのお客さんたちで客席が埋まり、いさらいさんは良い感じに肩の力が抜けていたんじゃないてしょうか? 
その分ノリも良くて、リクエストにも応じながら次々と歌ってくれているうちに、いつの間にやら二十曲以上にもなっていました。
私たちはたくさんの歌が聴けて嬉しかったですが、さぞかしお疲れだったことでしょう。

私のこの日一番のお気に入りは「地下鉄の切符切り」という歌。
毎日毎日、ひたすら切符に小さい穴を開け続ける駅員さんの歌ですけど。

僕は切符きり
直通はあちらです
もぐらのように悲しく思いつめている
素敵に明るいカーニバルの空
けれどここにはタイルの空しかない
ずっとまぶたに浮かぶ、どっかの港
靄にかすんだ波止場のむこうから
僕をさがしに船がくる
僕を迎えに船がくる
けれどつかの間に船は消えて
僕はちょっとへまをやる
小さい、小さい、小さい穴
小さい穴、小さい穴、小さい穴、小さい穴
(「僕は切符切り」より)

なんて、
うわ~、この歌がベストだったとは、やっぱ日々の労働にそうとう疲れてんな、あたし(笑)
いや、だけど、いさらいさんが歌うとこの歌、ものすご~く、くるものがあるんですけど~!

う~ん、なんとかしてこの日々を乗り越えなくては!
もうやるしかない、頑張ろう 



【セットリスト】
いいえ私は後悔しない
このままでいたいの
小雨ふる道
私には出来ない
陶酔の時
それぞれのテーブル
ミロール
真夜中の居酒屋
人の気も知らないで
葡萄の季節
次に私を愛してくれるのは誰
ジーラジーラ
カルーソ
悲しみのソレアード
愛の讃歌
私の町でダンスパーティ
幸せな愛などない
世論
If We Hold On Together
地下鉄の切符切り
モンデュー
時は過ぎていく 




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