a-rouの小部屋(仮)

自転車生活とかその他、気の向くままに・・・

20160520 あの里を目指して(前編)

2016-05-23 | ふらっと何処かへ
「あの里を目指して」ってことで行ってきました。
もちろん?場所は、信州遠山郷「下栗の里」です。「天空の里」や「日本のチロル」とか呼ばれている場所。
akiraさんの処に来店したと時に話を聞いたときから、ずっと行ってみたいと思っていた。で、機会は訪れた。
ここ数日天気も良いし、走る当日の天気予報もバッチリ。
月齢も満月になるちょと手前。オーバーナイトにももってこい。
ここを逃す手はない。

自転車で走られた方のルートを調べてみると、ルートも様々。
最終的には、茅野から浜松に向けて走ることにした。距離は220kmぐらい。そして獲得標高は3,500mぐらい・・・
このルートなら峠の連続は前半に集中。後半は峠一つ越えれば、あとは下り基調で浜松へ。
浜松から走ると前半はダラダラ上って、後半に峠の連続。間違いなくめげる。

前回の磐梯吾妻スカイラインの時は写真を撮りながら走行距離123km(獲得標高(上り):2,797m(GPS値))で12.5時間くらいだったから、24時間ぐらいで走りきれるかな?途中の「しらびそ峠」には昼過ぎぐらいには着きたい。
「杖突峠」「分杭峠」「地蔵峠」「しらびそ峠」と走り距離は90kmちょっとで、獲得標高は2,450m(ルートラボ値)。・・・・10時間ぐらいあれば着くかな・・・・(汗
後半パートは、オーバーナイトで走行だね。

となると・・・
茅野を出発は3:00~4:00ぐらいには出た方が良さそうだ。
この時間に出発するとなると、前日に現地入り。
新宿19:00発の特急あずさ31号に乗り込みました。


今回は突発ライドではないので、前回のようにサングラス忘れんなどは無いぞ(笑
電車は21:20から数分遅れ茅野に到着。
はい、またネットカフェのお世話になりました(笑

2時半ごろにネットカフェを後にし茅野駅に向かいます。
そのまま向かったほうが、距離時間的にも短縮ですが駅スタートってことで。

03:10 茅野駅

ネットカフェから駅に向かう途中にコンビにがあったので、遠回りだけどここに立ち寄り。
「先にコンビニで補給物資購入してから駅に向かえばよかったのでは?」は、言わないお約束で。

まずは目指すは、「杖突峠」
安国寺西交差点から杖突峠までは、7.6km平均斜度6%(ルートラボ値)
※以降の峠データも、帰宅後にルートラボで線を引いて出た値。備忘録的な意味含めての記述。

峠の名前からして杖を突いて上らないと厳しい峠かと身構えていたが、それほどでもなかった。
と言っても所々10%超えてはいるのだが。まー1つ目の峠なのも、もちろんある。
帰宅後に調べてみたら、名前の由来は別のところから来ているようです。
上りきって景観は、絶景が広がるわけでも無し。横にゴルフ場の入り口があるぐらい。峠の標識はゴルフ場の標識のちょい先にあった。


04:43 「杖突峠」標高1,247m


ここから18kmほどダウンヒル。
峠でのガーミンの気温は10.2度。下りなので防寒を着込みます。
都内のバス停とは佇まいが違うバス停を幾つも通り過ぎ下っていく。



天気は良さそうな予感♪~

高遠町の三峰川にかかる橋から中央アルプスを傍観できる。といっても山には詳しくないので、見えているのが○○岳などは分からない。
山の名前少し覚えようかなっと思ってみたり。



その後はトンネルを通り、峠の前にプチヒルクライム。
美和ダム(美和湖)への短い上りをこなしていきます。




この美和ダムは、「ダム湖100選」のうちの1つ。このダム湖100選って何を基準に選ばれているのか?と思ってみたり。ダム湖100選コンプリートなんてのも思ってみたが、今のところダム湖には魅力を感じていないので巡ることはないかな。
しばらくはダム湖の周りをめぐり、徐々に川幅も狭くなっていく三峰川沿いをゆっくり走る。







次の目指す峠は、「分杭峠」。
峠のスタートをK212の合流地点とすれば、6.5km平均斜度8.1%。(ルートラボ値)
ここはゼロ磁場スポットがあるらしい。さらにゼロ磁場の水の直売所があったりと・・・
でもゼロ磁場の水ってなんなんでしょうね?科学的に何が違うのかとか思ってみたりするが、上りのきつさに脚が悲鳴を上げる。






ガーミンの斜度計が10%強が坦々と続く。時折、15~18%とか「ゲッゲッ」ですよ。目的地に着く前に心折れそうです。いやすでに折れかかってますが(汗。
あの景観を見るためには進むしかない。それを励みに、休憩を挟みながらもべダルを漕ぐ。


上りが続いているけど標識が見えた。ずいぶん中途半端なところにあるな?と思ってみたら、
K49の合流地点である「中沢峠」でした。見晴らしも少し良くなったので写真を撮りながら、進んでいく。斜度もゆるくなったような気もしなくも無い。



常に見てるわけではないが、15~18%の表示はなかったと思う。ほどなくし、「分杭峠」に到着。




08:14 「分杭峠」標高1,424m

パワースポットらしいが、観光客はいませんでいた。それもそのはず、シャトルバスは始発08:00のようなのでぶつからずに済んだ模様。
実際にどのくらいこのパワースポットを訪れるかは分かりません。




ここから2回目のダウンヒル。距離は15kmくらい。
標高750mぐらいの大鹿村方面へ一気に下っていきます。
であったが、途中に「中央構造線沿線案内図」の標識が目に留まった。


「中央構造線 北川露頭」まで徒歩3分の標識。徒歩3分なら歩いて見に行ってもいいねってことで駐車場に自転車を置き歩いていく。
案内板を見ながら地形を眺めてみる。確かに地面の色が違う。



更に川岸の降りれるところまで降りてみる。



ここの方がはっきり分かる。くっきり分かれているのはちょっと驚きです。
ぱっと見では分からないようなものかと思っていた。
ここは断層の境目。県境を超えた時とは違った、ちょっと不思議な感じです。
周辺には観光スポットはまだまだありますが、目的地があるので今回はパス。
機会があれば、訪れてみたいですね。



途中、道路が冠水している場所もあったりと、川沿いを進んでいきます。
さっきの案内板によると、今進んでいるR152は中央構造線沿いであるようです。
地形的にも特殊な場所にある道路なのでしょうか?






大鹿村まで下ってきた。
ここからも南アルプスがチラッと見えます。この分だと、しらびそ峠の景観も期待できそうです。
天気が急変しなければだが。





続いて目指すは、「地蔵峠」
今日3つ目の峠(中沢峠を除く)です。
峠のスタートをK253の合流地点とすれば、12km平均斜度4%。(ルートラボ値)
こうみると、あまりたいしたこと無いようにみえるけど・・・
最初の4kmぐらいは緩やか、ガーミン値は2~4%ぐらい。4kmを過ぎた辺りから斜度が増していく。





さらに後半は九十九折になっており斜度も増す。斜度的には10%ちょっとがチラホラあったような記憶。上りの途中だけど、「地蔵峠」の標識が見えてきた。
地図だとR152はここでとぎれているんだよね。


11:30 「地蔵峠」標高1,314m


後編に続く

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