月日はパーフォレーション。

日々のつれづれ。駄文、音楽・映画の感想など。

哀愁は黄昏の果てに

2011-10-09 23:33:14 | Weblog
夕闇のエアポート 黄昏のベルリン
微笑む君が 僕を迎える
夢は終わったよとつぶやく僕に
君はうつむいて首を横に振った
握り返す君の手が せつなく震える
愛している 言葉がすべてを変える
心の壁は今も消えないけど
信じている 言葉がすべてをつなぐ
静寂の夜の果てに

シートにもたれながら 見慣れた風景に
心が溶けてゆく 君の髪が揺れる
アウトバーン飛び去る 昨日に背を向ける
何のために 自由になりたいのだろう
逃げ出したい程の現実の中
何のために 僕は生きているのだろう
叫びたい程の孤独の果てに

過去をつなぎあわせ未来をつくれたら
僕は遠く君と離れはしなかった

そして誰もが いくつもの罪を重ね
本当の自分に気がついてゆく
やがて命燃え尽きる その日まで
答えを探し続けながら

黄昏のその果てに 涙は止まらない

愛している 言葉がすべてを変える
心の壁はやがて消えてゆくだろう
信じている 言葉がすべてをつなぐ
希望と哀愁の果てに
______
the alfee「哀愁は黄昏の果てに」
from.アルバム「夢幻の果てに」

私の大切な曲。
割と近年のアルバムの中の曲、シンプルで重厚なバラードであり、メッセージ色が強い。
メッセージというよりスピリッツか。

ベルリンが舞台ですが、お兄さんがドイツ赴任していたこともあり、もしかしたら、兄と自分の間の歌なのでは。
そういう深いところでの精神的繋がり、そこから掘り起こされた言葉だと感じます。

「そして誰もが いくつもの罪を重ね
本当の自分に気がついてゆく」
そして
「言葉が世界を変える」
一言が重いです