つぶやきイチロー

思いついたことを、思いついたまま綴る。ヒマな時に更新。

NZD

2007-02-28 20:00:20 | 日記
以前にも少々書いたのですが、NZDの相変わらずの人気の高さには思わず警鐘を鳴らしたくなります。

NZDは表面利率が高いので人気があるのですが、山崎元氏が言うように表面利率=期待リターンではありません。
http://www.rakuten-sec.co.jp/ITS/investment/yamazaki/in05_report_yamazaki_20060519.html

外貨商品の期待リターンの設定については専門家でも悩むところです。株は債券よりもリスクが高い、だから株の期待リターンは債券よりも高くなる(リスクを負った分、リターンも高い筈)という考え方は、ある種の常識ですが、では外債の期待リターンは円債と比べてどうなのか?、という問題に対しては明確な答えを私は知りません。

一つの評価基準として「円債と外債は将来、同じリターンを生み出す」という評価法があります。この場合、内外金利差はあるが、為替レートも変動するので最終的なリターンは同じになる。円債を保有しても、外債でも同じリターンが生まれるように市場が価格を形成している筈だ、という訳です。だから、例えば米国債30年の金利が5.0%、国債30年の金利が2.0%とすれば、30年後の為替レートは現在のレートの1.02^30/1.05^30倍、つまり30年後には50円/米ドルになるだろうと市場は予測している、という訳です。「それは如何にも非現実的」という意見も多いのですが、では米国債の期待利回りを5.0%とすれば良いかというと、そうとも言えません。真の答えは恐らくその中間にあります。

同じようにNZDの期待リターンが米ドルより高いとは言えません。NZDはマイナー通貨です。取引量も少ないので何かのキッカケで大暴落が起きても不思議はありません。ファイナンスの専門家でもFXのポジションをNZDから仕込む人が居るのですが、スワップ狙いでポジするならまずはUSDです。少なくともヒストリカルにはボラティリティーは極めて低い。長期的に見ればほぼ無リスクの預金と言えるでしょう。ブッシュ政権が終わればやや不安定になるかも知れませんが・・・。

受信料義務化法案の提出見送りか?

2007-02-28 13:24:27 | 日記
報道によるとNHKの受信料義務化法案の今通常国会への提出が見送られる可能性があり、義務化と同時に受信料引き下げを求める総務省案をNHKが拒否しているのが理由とのこと。

義務化をすれば受信料を引き下げるべきとの理屈は合理的ですが、「義務化しても受信料収入が増えるかどうかわからない」というのがNHK側が引き下げを拒否する理由のようであり、そうであれば義務化を法律に盛り込む意味がないではないかと一国民として感じます。

何度もこのブログで書いていますが、いい加減、NHKには自らの存在意義を自覚してもらいたいですね、30年前ならまだしも、今の時代、情報および娯楽媒体としてのテレビ依存度は低いし、今後も下がっていくのですよ。インターネット、携帯電話、テレビゲーム・・・、多様なメディアや装置があって、テレビはその一つでしかありません。受信料不払問題の本質は、国民の道徳心の低下や一連の不祥事に対する感情的反発などでは決してなく、NHKというプライオリティーの低いサービスに対してお金を払う意味がない、と国民が感じていることに他なりません。

NHKを存続させる意義はあります。彼らの番組の品質は高い。しかし、今のビジネスモデルを今後も維持させるのはお金や社会インフラの無駄遣いです。景気回復の足かせにもなりかねません。最低でもスポーツや娯楽番組からの撤退、チャンネル数を削減してダウンサイジングする必要があるし、その方向性の究極としては、NHKを番組制作会社にダウンサイズし、政府が民放の放送時間帯を一部購入することによりNHK放送を維持することも考えられます。

また、総務相が求める受信料2割引き下げは甘すぎでしょう。NHK受信料は2ヶ月払、訪問集金のケースで年間28,000円も支払う必要があります(衛星放送受信が可能な場合)。これは我が家のインターネット接続の年間料金とほぼ同じ水準です。どちらか一方を選べと言われれば、私は間違いなくインターネットを選びます。

供給側が安定的にマージンを得ることが出来た30年前と異なり、今の物価はそれがもたらす効用から決まります。つまり、消費者がそれを必要と感じればその金額を支払うし、そうでなければ、いくら良質な商品を安く売っても売れないのです。月々1000円位が妥当ではないでしょうか?それでは安すぎると思う国民はドネーションをすれば良い。

そんな受信料ではとても今の組織を運営できないというのであれば、徹底的にリストラするか、市場から撤退するのが民間企業のルールです。受信料を支払う多くの人たちが日頃から守っている掟です。勿論、「皆様のNHK」にはご理解して頂いていると思いますが。。。

電力線ネットは画期的だ

2007-02-26 20:18:55 | 日記
以前から期待されていた電力線ネット(家庭内の電気配線を通じたLAN接続)が、最近ようやく実用化されました。
http://panasonic.co.jp/pcc/products/plc/

利用者に聞いてみると特段支障なく使えるとのことで、今後、普及することが予想されます。個人的にもこの技術の普及に期待しており、特にノートPCに電力線ネットのアダプタ機能を標準装備してくれれば良いと思います。

つまりノートPCのは大半の時間帯、ACアダプタに接続する必要があり、ACアダプタ経由でLAN接続が出来れば、ノートPCにLANケーブルを差し込む必要がありません。勿論、無線LANを用いればACアダプタの接続の有無に拘らずLAN接続できますが、無線LANは結構不安定でよく接続が切れます。

これは我が家だけの状況なのかも知れませんが、一般に鉄筋コンクリートの建物内において電波は遮断されやすく、かなり頻繁に接続が切れます。おまけにセキュリティーを厳しくしているせいか、再接続までに数分間を要します。大抵は問題ないのですが、イザ!という時に使えないことが多いのです。だから電力線ネットをメインのバイパスとして、無線LANはサブで利用するのが今後の主流になるのだと思います。

また、今後は家電への応用が期待出来ます。特にテレビなどのAV家電は今後、LAN接続が出来ることが常識になる筈ですが、その際には家庭内のLAN配線がボトルネックになります。LAN端子を各部屋に装備している家庭など僅かでしょうし、無線LANは不安定でセキュリティーの問題もある。電力線ネットのアダプタをAV家電に装備すれば、スッキリ配線でLAN接続が出来ます。リビングのDVDレコーダーで録画した番組をLANを通して寝室のテレビで見る、といった使い方がもうすぐ当たり前になります。

電力線ネットが安定的に高速データ転送を可能とするのであれば、AV家電にLAN以外のI/O端子(映像端子や音声端子)は不要となるのだと思います。例えば今はテレビとDVDレコーダーの接続をD端子ケーブルやHDMIで接続していますが、映像や音声のデジタルデータをLANで送信できれば、それらの面倒な配線は不要でしょう。

AV機器も電源ケーブルを繋ぐだけで良いなんて・・・。AVセレクターとかアナログ世界が当たり前のおじさんには夢のような技術です。

CATVは消え行く運命?

2007-02-19 11:56:57 | 日記
自宅でのインターネット接続はCATVを使っています。我が家はダウンロードスピードを必要としていないので、下り8Mbpsで月々2600円であれば十分かと思い、ここ何年もCATVでネット接続をしていました。

しかし、最近Skypeを導入しまして、テレビ電話をするには上りのスピードを重視せざるを得なくなりました。なぜなら我が家の契約だと256Kbpsしかでていないので。

そこで、CATVをアップグレードして上級のプラン(月々4000円強)に変更しようと思いましたが、その値段だとマンション用の光ファイバーと同等の料金です。光の方がスペックは良さそうだし、「ひかり電話」などのサービスも魅力的です。おまけに色々割引特典もあるようで、恐らく、アップグレードするなら光に乗り換えた方がお得です。

また、余り知らなかったのですが光インターネットだとオプションでテレビ配信をしているのですね。画質は一般的にハイビジョンではないようですが、コンテンツはCATVと同等以上。光の場合はVOD(ビデオ・オン・デマンド=ネット経由のレンタルビデオ)があるのが一般的のようです。
(CATVインターネットでもVODは可能ですが、スピードや権利関係の問題でサービス提供が一般的でないのでしょう)

インターネットスピードが今後も速くなり続けることを前提とすれば、従来のCATVはいずれなくなりますね。コンテンツをハイビジョン化して、テレビのネット対応を進めれば、一気にネット配信が普及しそうです。これはCATVのみならず、レンタルビデオ業、従来のテレビ放送局にもビジネスモデルの改革を迫る筈です。

藤井フミヤと木村拓哉はミスキャスト

2007-02-15 19:44:56 | 日記
ユースケ・サンタマリア主演のドラマ「明日妻が浮気します」(だっけな?)はレコーダーに録画して深夜にながら見していて、それなりに面白いのですが、一点、大きな不満があります。

それは藤井フミヤ。ユースケの妻(石田ゆり子)の浮気相手の役で、スマートなエリートサラリーマンという設定。しかし演技が極度に下手だし、見た目も太ったチビのオジさんで「浮気したいタイプ」という設定には大変な無理がある。明らかな配役ミスでしょう。彼のチェッカーズの頃やその後ソロで活躍していた頃を知らない人にとっては、『なんでこのオジサンがこの役をやってんの?』と首を傾げているに違いありません。

イメージ的には佐藤浩市が適任と思いますが、彼にしては端役のように思いますので、佐々木蔵之介とか、色々別のオプションを選ぶべきだったのではないかと思います。

もう一つ、こちらは脚本が良くないので見るのを止めてしまいましたが「華麗なる一族」。その主役である木村拓哉。このブログにもちょっと書きましたが、大物俳優・女優の中で主役の彼だけが浮いている。能力溢れる熱血経営者の役なのに、大学生の若者のような喋り方(常にふて腐れたような口調のまま)。キムタクはキムタクを演ずることしか出来ず、物語の中で、まるでキムタクだけが別のドラマを演じているかのような浮き様です。

江口洋介とか竹野内豊とか玉木宏とか、色々他があったのではと思います。

日本郵政公社がライブドアに損害賠償請求訴訟を提起

2007-02-13 21:34:49 | 日記
日本郵政公社が有価証券報告書等の虚偽記載により多額の損害を被ったとしてライブドアに損害賠償請求訴訟を提起しました。判例を調べていませんが、この種の被害による補償ってされるのが通例なのでしょうか?

虚偽記載が悪という判断に異論はありません。しかし、それを含めて株式(特に新興株)のリスクです。所詮は自己責任の世界でしょう。仮に公社が損失の全額を損害賠償請求しているとしたら・・・一昨日来やがれでしょう。

仮に適切な情報が開示されていれば投資しなかったのでしょうか? 私には自分達の無能さへの批判を交わすための言い訳にしか聞こえません。大体、会計基準に従った正確な財務諸表だって会社の実態を表さないケースなんて沢山あります。過去には時価会計、退職給付債務評価、減損・・・と毎年のように会計基準は変更されてきたし、今後も変わります。今なら粉飾決算だけど昔なら合法という事例は沢山あるし、つまり財務諸表なんてのは一つの評価基準に過ぎません。

また、電力会社など円熟した会社ならともかく、毎年の損益が大きく動く成長企業の財務諸表を見たって、それを投資判断に生かすことは極めて難しいのです。大企業だって判断は難しい。社長の能力とか、経営方針とか、裏社会との繋がりとか・・・、そうしたものを含めて総合的に判断する必要がある訳で、また、綿密に見極めしても投資に全戦全勝はありません。それが株式投資というものです。今回の訴訟は機関投資家として恥ずかしい行為、と私は思います。

pasmoは使えそうだ

2007-02-13 19:30:30 | 日記
来月から東京圏鉄道・バスの共通非接触型ICカード乗車券「pasmo」のサービスが開始します。JRのsuicaとの相互利用も可能となるようなので、これsuicaかpasmoどちらか一枚持っていれば東京圏の公共交通機関の殆どに乗れることになります。

更に便利そうなのは連携クレジットカードによるオートチャージ機能、これはチャージ残高が2000円を切ると自動的にクレジットカード決済により3000円を追加チャージしてくれる。公式webサイトでは発見できませんでしたが、利用履歴がネット上で照会できるようです(この機能はビジネスマンにとって交通費清算の際に便利)。

勿論、電子マネーとしての機能もあるようでして、今後、利用可能店舗が広がれば財布を持たずに外出できるようになるかも知れません。個人的には利用履歴を自動的に集計してもらって、家計簿を作る機能なぞをつけてくれると嬉しいです。

多分、消費拡大への効果もあるのでしょうね。オートチャージ機能は便利な反面、自分が幾ら使ったかの実感を失うことにより、節約が出来ずに消費を拡大させる危険性も孕んでいます。

また、こうしたカードが増えることもあって、人間は益々お金に関する実感を持てなくなります。給与は銀行振込、送金や資産運用はインターネット取引、買い物はクレジットカードか電子マネー・・・。リアルマネーに触れる機会はどんどん減り、仕舞には「生まれてこのかた紙幣を見たことがない」なんて人が出てくるかも知れません。お金に関しては「マトリックス」の世界が既に出来上がっています。

そうした社会において、個人は「お金を実感する努力」がますます重要になる筈です。収入・支出の状況(損益計算書)、保有している資産・負債の状況(貸借対照表)を定期的に把握に把握しないと、将来の資金計画(住宅の購入や老後の備え)に大きな狂いが生じかねません。数字に対する感覚(バーチャルなものを如何にリアルなものとして感じられるか?)と世の中に氾濫するお金に関する情報を取捨選択できる能力。その巧拙が幸・不幸を決定すると言っても過言じゃないでしょう。お金を持っていても幸福とは限りませんが、今の日本ではお金がないと生きていけません。

東国原知事、対立候補の副知事起用を断念

2007-02-09 14:17:24 | 日記
って「当たり前じゃないかぁー!」と思わずツッコミたくなるこの話。東国原知事は選挙結果をどのように考えているのでしょうか?選挙の結果、対立候補は不信任となった訳ですから、民意を踏まえ県政に登用しないのは当然でしょう。

東国原知事はスタートダッシュで色々、マスコミ受けする行動をとっていますが、恐らく選挙前から色々構想があったのでしょう。それもネタ切れになった何ヶ月後から、彼の真価を試されることになります。中国電撃訪問でスタートダッシュを決めた現政権は今や・・・。そんな様にはならないで欲しいものです。県民ではありませんが応援したいと思います。

さて、「安倍」と書きながら思いますが、コイズミ+ブッシュで過去最強の日米同盟を築いてきた自民党も、米国が民主党政権に変わる可能性にそろそろ備える必要があるでしょう。クリントン政権下の米国と日本の関係が良くなかったのは、クリントンがアーカンソン州知事だった頃に日本政府に訪問を打診したが、日本がテキトーに対応したことが彼の恨みを買い、大統領になっても日米関係がギクシャクしたなんて噂もあります(それが本当ならクリントンってのはキ○タマの小せえ男だ)。参院選もありますし、そろそろ次のことを。。。

ついでに政治ネタを続けますと、柳沢発言(「生む機械」云々)についての町村前外相のコメント、「もう済んだ話。言葉狩りという表現がぴったりだ」は我が意を得たりです。素晴らしい!野党が追求すべき課題って沢山ありますよね。冤罪問題とか今は話題性もある訳ですし、弁護士先生を党首とするあの野党が追求するに最適だと思います。『言葉狩り』と違って少々お勉強をしないといけませんが、「私達はバカじゃないのよぉー」とアピールするにはピッタリの問題だと思います。万年野党の存在意義は、そうした地道な活動にあるんじゃないですかね?

40歳定年制

2007-02-07 12:54:04 | 日記
先日の記事「新たな不良債権問題」を書きながら思いましたが、官民癒着によって不良債権やゾンビ企業が生き長らえるのは、一つは官僚の体質によるものと思いますが、もう一つの大きな理由は終身雇用制度にあるのではないかと思います。

労働力の流動性を増す傾向にあるとは思いますが、いまだサラリーマンの労働意識は終身雇用がベースになっているものと思います。ある日突然、自分の会社が潰れるのは困るし、それは人生を否定された気持ちにもなるでしょう。

愛社精神は必要ですし、それが経済を牽引する大きな力になっていることは確かです。給与水準だけが人間のモティベーションを高める要素ではありません(過去記事)。しかしながら、愛社精神が行き過ぎれば当然弊害が起きる。

つまり「これまで何十年、幾多の困難を乗り越えながら社会に貢献してきたこの企業。これしきのことで潰してなるものかぁー!」と頑張りすぎるのも問題なのです。世の中には時代の流れってものがありますから。正攻法では歯が立たないから役人、政治家にすがり、何とか支援を取り付ける。これが各所で起きるので経済の非効率性が高まり、景気の足を引っ張ります。

愛社精神が行き過ぎるのは終身雇用制度であることが主たる理由と思いますので、そこで提案。公的支援(公共工事を含む)を受けた企業は「40歳定年制」を導入しては如何でしょうか?40歳になったら全員例外なしに退職させ、別途、40歳中途入社枠を設けて他業種や他社からの雇用を行う。50歳、60歳についても同じとする。

これなら過度な愛社精神もなくなりそうですし、労働力の流動化も期待出来ます。何より、労働者の会社への帰属意識が低くなることにより、労働者と会社が対等な立場に立てるメリットがあると思います。「この会社だけが会社じゃない」と労働者が思うことが出来れば、「社畜」になることもないでしょう。

最近話題のワーキングプアの問題は、つまり、働かずに儲けている「ノン・ワーキング・リッチ」が居ることが最大の原因なのであって、おバカな野党が言うような最低賃金の引き上げでは解決しないのです(仮に実施すれば景気の悪循環により大恐慌がやってくるかも知れません)。「ノン・ワーキング・リッチ」を無くすには既得権を徹底的になくし、経済の効率性を高めることが必要で、その一策として「40歳定年制」を提案する次第です。

Windows Vista

2007-02-07 11:01:38 | 日記
空き時間に電器屋の店頭でWindows Vistaを触ってきました。

売り物の”Aero”はそもそもそれが何であるかを知らないので体感も出来ませんでしたが、Excel2007は前バージョンから大きく変わっています。最初に気づいたのは行数と列数が大幅に増加していること。行数は従来の2^16(=65536)から2^20(=1,048,576、恐らく)に増加、列数は2^8(=256)から多分、2^14(=16384)に増加しています。
(ちなみにExcel2007はWinXPにもインストールできると思います)

Excelはメニューも大きく変わっていまして、仮に2007に移行すると暫く操作に混乱しそうです。Word2007はメニューがExcelのように変わっていましたが、所詮ワープロソフトですので、大した違いはないのではないかと想像します。

自分のノートPCもそろそろ買い替えの時期なので、今年の秋冬くらいにVista導入をしようかと思った次第です。