その一、その二、その三の続き
大英帝国時代の有名な軍人キッチナーの名も挙がっていたのは驚いた。彼は女に関心がなく、生前から女嫌いと言われていたそうだ。さらにキッチナーはセシル・ローズと同じくお気に入りの若者を集めた“少年隊”を持っており、彼に忠実に仕えた若者もいる。
軍人でもキッチナーは美術愛好家で、陶磁器のコレクターの一面があった。彼の蒐集を助けたのは友人のロナルド・ストーズ卿。海野弘氏は「美術愛好家のサークルとホモセクシャル・コネクションは微妙に重なる」と述べている。
ロナルド・ストーズの名が出てきたのは、おや、と思った。ストーズはアラビアのロレンスの友人でもあり、第一次世界大戦時にはエジプト駐在高等弁務官付の東方問題担当官だった。ロレンス同様情報機関の一員だったのは書くまでもなく、ロレンスとともに何度もアラブ有力者との交渉をしている。
『T.E.ロレンス』という漫画がある。神坂智子氏の代表作で文字通りアラビアのロレンスが主人公。ストーズも登場し、ロレンスに色目を使う個所があった。ロレンスにフラれたストーズは、影で見ていたアラブ少年を連れ、何処かに去る。この箇所を見た時、いくらなんでもこの話はないだろ、と不快だったが、ストーズの友人にはホモがいたことを今回初めて知った。私の方が無知だったか。
ストーズがアラブ少年と戯れるという設定は神坂氏の創作と思うが、帝国主義時代に植民地で、現地少年と性的交渉を持つ欧米人の男がいたことが『~世界史』に載っている。体面もあり本国ではやれないことを第三世界ではしていたのだ。無理強いというよりも、金目当てに白人にすり寄る少年男娼もいたらしい。宗主国と現地の歪んだ関係がこの方面でも伺える。
ボーイスカウトの創始者ベーデン・パウエルも登場する。彼はキッチナーと共に英国情報部の基礎を作った人物でもあり、仮装して敵地に潜入、情報収集するのが得意だったことはあまり知られていない。パウエルは結婚し、子供を儲けたが、妻は夫とその友人との“友愛”に激しく嫉妬したという。尤も夫婦仲はよかったようだ。夫の死後、妻は夫のためにならないと思った手紙や日記をすべて焼却したらしい。
パウエルにはA.H.トッドという旧友がいて、この人物は独身で有名なパブリックスクールの校長をしていた。この友人にパウエルはボーイスカウト結成の相談をしている。トッド校長は生徒の裸の写真を撮ったアルバムを所持しており、それをパウエルにも見せていた。件のアルバムはチャーターハウスに1960年代半ばまで残っていたが、その後破棄されてしまったという。
ローズといい、キッチナーといい、帝国主義者が若者に甘えたり、何時までも子供のように若者と遊び戯れていたという史実には言葉を失う。ただ、近代の帝国主義者たちは古代ギリシア人のように露骨に若者の太股と唇を求めてはおらず、あくまで精神的な友愛だったのではないか?若者たちからも慕われており、父性愛的な姿勢で臨んだ優れた教育者でもあったと思う。彼らが大英帝国を支配し、世界は彼らに制せられたのだ。
同性愛はかつて「サイレント・シン」、つまり口に出さない罪とされていた。そのためきちんと論じられたり、研究するのも禁じられていた。国や地域により差はあっても、18世紀から19世紀前半になると同性愛行為には寛容になってきた。それ以前は一時的な過ちと見られていたが、同性愛者という特殊な種類の人間と考えられるようになる。ホモセクシャルという言葉は1860年代につくられたそうだ。
19世紀末には性科学が誕生する。性科学の発達は同性愛者や性倒錯者という新しい言葉を生み出すことになり、同性愛者への差別が逆に強まったという。先天的で生物学的なものであると断じるほど、同性愛者は異常な変質者という考えが固定化、絶対的になっていった。つまり、皮肉なことに科学の進歩が論争と排他性をも生み出したのだ。
19世紀後半から現代に至るまで、同性愛は性的犯罪と見なされ、よくて病人か変わり者とされ続けているのは否めない。イギリスでは1950年代前半でも、同性愛を犯罪として扱っていたというコメントを頂いた。数学者アラン・チューリングの例が挙げられ、「1952年、同性愛の罪で逮捕。保護観察の身となり、ホルモン療法を受ける」ことになった人物。それほどまでに同性愛者は危険視されていたのだ。著者がプロローグで言ったことは意味深だった。
「しばしば、同性愛を異常なほど憎む男こそ、同性愛的であるといったことが起こる。例えはアーネスト・ヘミングウェイは“男らしさ”に固執したが、密かに同性愛に惹かれていた。このように、同性愛の定義はややこしい」
◆関連記事:「大英帝国時代の知識人」
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オーソドックス教会の世界では、相変わらずホモなどの同性愛は罪悪で、21世紀になってブルガリアでもホモたちによるPride Paradeなどが年に1度開催されたりもしているけど、教会は怒っています。
昔、ギリシャ正教の世界では、例えば二つの家で、姉と兄が結婚したら、両家の妹と弟もお互い好きになって結婚を欲する、といったような場合に、「血が混ざる」ということで、教義として許されない、と聞いてびっくりしました。あるギリシャ人が、兄嫁の妹に恋して、しかし協会が結婚を許さないと悩んでいるという話で、ブルガリアでも、やはり許されないことと聞きました。
ブル人に対して、日本ではよくあることで、仏教、神道のどちらでも、このような結婚を拒否しないし、日本では、いとこ(従兄弟・従姉妹)同士の結婚も法律では許されているし、かなり存在すると説明したら、驚いていました。もっとも、ブルの法律上、いとこ同士の結婚とか、兄嫁の妹との結婚が否定されているのかどうか、この話が出た時に、きちんと確認しなかったので、どこまでの親族との結婚が許されるのか、実情をきちんと小生も知らないのですが・・・。
ところで、アラブ社会の「少年男娼」というのでは、モロッコ旅行した時の不思議な経験がぴんときました。
ある観光地で、ついてきた少年がいて、「トイレに行きたいのだけど」と質問したら、こっちこっちと連れていきます。そして、手にキスしてきたので、気持ち悪くなって振り払い、「トイレの場所を聞いているだけだ」と言ったら、何だ本当に「トイレだけ」なのか?と不思議な顔をされ、逃げていきました。
あとで考えると、どうもこの少年は、「少年男娼」常習者らしい。
そういえば、アルジェリアなどでも、仏人たちが、アラブ少年の男娼を買う・・・・という話が合ったような気がするけど、欧州人たちは、アラブ世界に行くと、少年を買っていたようです。確か、アンドレ・ジードという仏人作家の小説などには、そういう話が出てくると聞いたような(小生は読んでいないので、分らない)。
ともかく、中東の世界で、男娼がいたらしいし、小生が経験したように、観光地には、少年男娼たちが、結構うろついていた・・・これはまだ90年代初頭の話なのですが!!
ともかく、小生にとっては、嫌らしい記憶です。モロッコでは、いくら用心しても、野菜サラダなど食べないように気を付けても、結局はすぐに下痢症状となるので、小生は、今後一切アフリカには旅行しないと決めました。細菌繁殖が、尋常でなく多いという感じでした。
Pride Parade とは初耳ですが、所謂ゲイ・パレードのことでしたか。このようなイベントが日本でも行われていたことも知りませんでした。地方都市ゆえ仙台では行われなかったのでしょう。この種のパレードは欧米諸国で盛んのようですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%89
ギリシアやブルで「血が混ざる」ことを避けるため、二つの家同士の弟妹同士は結婚できないという習慣があるのは面白いですね。同じオーソドックスでもアルメニア正教徒は、20世紀初めまで近親婚を繰り返していたそうです。この習慣がなくなったのは共産主義になって以降だそうで、古代イランのゾロアスター教の風習の影響?と見る研究者もいます。
室長さんのモロッコ旅行での体験は興味深いですね。モロッコ以外でもトイレは男娼の稼ぎ場でもあるようです。20世紀前半ならともかく、90年代初頭になっても外国人観光客を狙う少年男娼がいたのは驚きました。
英仏の男たちには植民地の少年と遊ぶ者もいたし、中東だけではなくインドにも白人を相手にする少年男娼がいました。母国と違いアジアでは問題にならなかったこともあり、「旅の恥はかき捨て」だったようです。
実はパキスタンにも少年男娼がいるのです。4月のNHK BSの世界のドキュメンタリーで、パキスタンの少年売春を扱った特集がありました。
http://www.nhk-g.co.jp/program/documentary/bs_worlddocumentary/131/index.html
これは現地の男が少年を買うケースですが、妻子のいる者もいるとか。罪とは知っていても止められないと言っていました。性に厳格なイスラム圏ゆえ、このようなことが蔓延るようです。
インド、パキスタンにも少年男娼がいたとは驚きです。そう言えば、タイとかフィリピンでは、近年はニューハーフがいっぱいいるようで、これも不思議な現象ですね。
ちなみに、オーソドックスは、ギリシャ正教系列のキリスト教で、アルメニア教会はオーソドックスとは全く異なる、ある意味オーソドックスよりも古い世界最古のキリスト教会のはずです。
時折「東方教会」というオーソドックスの別名から、アルメニア教会、コプト教会、シリア教会などもオーソドックスの一部と誤解する人もいるけど、これらは全く別系統です。
オーソドックスは、あくまでも、ビザンツ帝国時代に確立された、ギリシャ正教系列のロシア正教会、セルビア正教会、ブルガリア正教会・・・・などのバルカン半島からロシアまで(ルーマニア正教会もある)に所在する「正教」系の教会が所属する宗派です。日本には、ロシア正教会系列下の「ハリストス日本正教会」があるはず。
正教とは、スラヴ語でPravoslaven=正しい(神を)称賛するとの意味・・・という形容詞の和訳です。正しい方法で神を奉祝する、そういう正当なキリスト教だと、他の宗派に対して威張っているのです。
確かに、時折アルメニア正教などと誤記した文章に出会うこともあるのですが、全くの誤解です。だから、アルメニア教会の教義で、近親結婚が許容されていても、それは小生も全く知らない世界なのです。
タイやフィリピンのニューハーフは日本でも知られていますよね。彼らは白人観光客ばかり相手にしているとは思えません。現地人でも好む人がいるのやら。ちなみにインドにも、「ヒジュラー」と呼ばれるニューハーフがいます。ただし、彼らはムガル帝国時代から街に立っていたようです。近年は堕落していると、ヒジュラーに迫害を加えるヒンドゥー至上主義者もいるとか。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%A9%E3%83%BC
「正教」の名称で誤解しましたが、アルメニアとギリシア「正教」は全く別系統のキリスト教組織だったのですね。検索してみたら、「アルメニア教会」とありましたが、「アルメニア正教会(Armenian Orthodox Church)とも呼ばれる」そうで、一般日本人は混乱しますよ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%8B%E3%82%A2%E6%95%99%E4%BC%9A
そして世界で最も早くキリスト教を国教にしたのがアルメニアでした。その分プライドは高いはずだし、エルサレムではアルメニア教会とギリシア正教会の聖職者が殴り合いが起こるとか。
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1800905.html
根拠はこちら↓
http://www.youtube.com/watch?v=lu-KTUC8Dns
100,000回/日で再生回数増加ですよ
で、こういう勘違いも湧く(コメ欄もご参照)↓
http://agora-web.jp/archives/1600945.html
24日朝の金銭収奪放送特殊法人 日本の恥晒し協会では、とうとう塩村文夏の名前さえ隠ぺいし、「女性議員」とした。
ところで、東北での女性地方議員と言えば↓
http://jp.channel.pandora.tv/channel/video.ptv?ch_userid=generalkor&prgid=36878379
これではさんまも怒るわな。
リンク先の「痛いニュース」は見ていましたが、動画は初めて目にしました。これは動かない証拠になりますね。もしかすると貴方もご存知かもしれませんが、塩村文夏には整形の疑いまであるそうですよ。これが事実ならば、日本人離れした凄いエラ張りですね。
http://www.news-us.jp/article/400168256.html
アゴラの勘違い執筆者のコラムはいかにも…ですね。インドの少女暴行と日本の男女問題を絡めての的外れ意見を展開。インドの女性虐待は否めませんが、同時に女性の社会進出は日本を断然上回っていることは全く触れない。大体インドの問題を糾弾したがる輩は、中韓を擁護する傾向がありますね。
インドの男尊女卑の極みならば、特に女児間引きを取り上げるべきでしょうね。この面では中韓と張れるし、持参金制度がないにも関わらず、女児間引きを頻繁に行っている儒教圏は異常。
女の議員が少なく少子化なのは、塩村のような女がのさばるからですよ。バリバリの男尊女卑であるイスラム圏やインドの低カースト層は子沢山ですが?塩村文夏について、主婦ブロガーさんが鋭い記事を書いています。
http://blog.goo.ne.jp/hahasaurs115/e/7ab9efcc6c3695addeeaeaf272730c8f
「美人すぎる市議」が話題になったのは知っていましたが、藤川優里が八戸市議だったとは意外でした。八戸の特産品を紹介するのは結構だし、市議の肩書を持つセールスウーマンのみたいですね。それでも宮城の岡崎トミ子よりはマシ。さんまが怒っても、当選させたのは八戸市民です。
今回のヤジ騒動、最初の頃の報道(この時まで塩村都議の名前すら知りませんでしたが)から、何となく違和感を覚えましたので、ヤフーニュースのコメント欄をざっと読んでみたのですが、ほとんどが「発言者を糾弾せよ」という内容で、しかもコメント数がすごいんです。何だか読んでいてみんなが同じ方向に進んでいて怖いと思いました。本当に言われたかどうかわからないヤジまで「犯人捜し」を要求し、まるで「糾弾場」と化していました。どうしてみんな同じ方向に走り出すのでしょう、疑問も持たずに。そして「次の選挙で自民党を落とせ」にまで行っています。事の是非はともかく何だか「気持ち悪さ」「怖さ」を感じます。これ以上事を大きくしない方が多分塩村都議にとってもいいような気がしますが、引き際が分かっているかは疑問です。「女の涙」を武器にするのは、個人的な問題だけにして欲しいものです。
日本でも所謂「稚児」はいましたよね、出世にも影響したとか…(この辺何かで読んだような気がしますが、うろ覚えで…)。昔友人が好きで持っていて、結構皆で借りて読んだ竹宮恵子氏のマンガがありましたが、今思えばあれがその手のマンガの「走り」だったのでしょうか。正直、マンガの世界ならまだしもあまり現実としては考えたくないような…。私にとっては遠い世界です。
私も今回の報道で初めて塩村都議の名を知りました。さらに貴女の記事で、当時の猪口邦子少子化大臣への蓮ほうへの発言も初めて知りました。蓮ほう自身、障害児を育てていないはず。
ヤフーニュースのコメント欄は未見ですが、何といってもヤフーコメント。掲示板と同じく煽りやHNを変えての自作自演は多いのは想像がつきます。ヤフーコメント以外に人気ブログのコメント欄にも、「次の選挙で自民党を落とせ!」の類の煽りは珍しくないですよ。何かあれば「犯人捜し」に躍起になり、「糾弾場」と化すのはネットの困った一面です。
同時に塩村都議への「糾弾場」になったサイトもあるし、こちらに私は「気持ち悪さ」「怖さ」は殆ど感じませんね。自業自得、の一言。「塩村文夏の実家が 真 っ 黒 す ぎ て ヤ バ い(笑)」とか。
http://blogs.yahoo.co.jp/houzankai2006/54827635.html
私の学生時代、「お稚児さん」とはその種の関係のスラングになっていました(笑)。もちろん出世に影響しており、「アイツは寝床で出世した」と陰口を叩かれた人物もありました。ひょっとして竹宮恵子氏のマンガとは、『風と木の詩』ではないでしょうか?このマンガも結構皆で読みまわしていて、お互いにイヤらしいネと言いつつ、見ていたものでした。
私自身もこのマンガはあまり現実的ではないと感じたし、興味本位で見ても途中で止めてしまいました。ボーイズラブのような作品があるのは知っていますが、竹宮氏のマンガが「走り」だったと思います。
竹宮恵子氏のマンガはご推察の通り『風と木の詩』です。子供心に「なんだかなぁ」と思いながらも借りて読んでいました。竹宮氏のマンガでは『地球(テラ)へ』が面白かった印象を持っていたのですが、内容が朧気でしたので、Wikiをさらっと読んでみましたが、あまりストーリーを覚えていなくて、自分でもビックリしました(笑)。
個人のそちらの方の「趣味」はそれぞれですが、私としましては「普通」がいいです。(ってこんな発言も昨今は「差別」と言われてしまうのでしょうか)
塩村文夏が元は放送作家で、自信作とやらが「日テレジェニックの穴」「アイドル☆リーグ」なるワイセツ番組だったことを知りました。しかも朝日新聞社員と交際があり、彼氏は都議会も傍聴していたとか。
http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-5493.html
記事ではパンチラ運動会と表現されていますが、こんなAV顔負けの番組があること自体、唖然とさせられました。更にこの女、「わたくしが考案した、落選者はプールに背面から蹴り落とし、今年も面白い♪」とツイートしていたのです。コイツこそ、女の真の敵。
http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-5494.html
マスコミは例によって被害者に祭り上げていますね。河北新報でも信用が地に落ちた都議会、東京五輪への影響などと大きく第二面で取り上げていました。
『地球(テラ)へ』、懐かしいですね~~ 私的には『ファラオの墓』が気に入っていました。いかに愛には様々なかたちがあるといえ、私自身も同性愛モノよりは男女の不倫の方が面白い(笑)。不倫は糾弾しても同性愛は擁護する風潮はヘン。