茅ヶ崎発!勉強通信

茅ヶ崎在住の著者が日々の自身の勉強のあれこれを発信致します。

ただそれだけの、ただそれだけの自分がいる

2017-07-17 10:45:28 | 学習

第99回の発信です。  お暑う〜ございます。おかわりありませんでしょうか。

父が退院し、1か月半。いろいろな事があり、何とか家族の協力のもと、日々乗り切っています。前回98回の発信5/6では、畑に苗を植えたこと報告しています。自分のブログを開くのがこれ以来...というなさけなさ。畑は雑草との勢力争いを続けてきましたが、ここ10日ほど行けておりません。悲惨な様子をレポート出来ず、残念(自虐)です。読書の考え方、少し変えました。より今の自分の気持ちに寄り添うものをと。

さて本の紹介です。

著者 稲垣えみ子「魂の退社」東洋経済新報社 片岡鶴太郎「しみ入る心の山頭火」主婦と生活社 です。www.amazon.co.jp

最近、退社顛末記なんて聞かない、話題にならないなあ..と思って手に取ったこの本ですが、10年前の自分の気持ちのプレーバックさせてくれます。例えばP28の勝つ・負けるの話「会社員を経験している人ならわかると思いますが、-中略- 人の欲望というのは実に恐ろしいものがあります。-中略- そこそこで満足するというのは意外なほど難しいのです」麻薬あるあるです。私ナラも牛乳会社時代は、同期には絶対負けたくないと思っていましもの。才能ある後輩に負けを感じ、違うフィールドでやってみたいと旅行添乗員に転職した一因かと、今思います。本にはなりにくい会社論を、居酒屋で友とやっているようなこの本、寄り添ってくれます。

次は山頭火です。片岡鶴太郎氏が自身にピンときたものの選句集です。何冊か山頭火の評伝を読み、どうしようもない奴という評価は、自分のどうしようもないところを気づかせてくれる+でも生きていきたい=こころの琴線に触れるようです。いくつもの句の中から、あえてひとつ。P50より

おもひつめたるこころの文字は空に書く   山頭火

一昨日、ほんとひさしぶりに、何も予定のない土曜日。空をしげしげ、いえ、たっぷりと広い空をみました。ただそれだけであり、家に帰ってビール飲んだだけです。ただそれだけの自分がいたのかなあ。

今日はここまでです。 秋季勉強Cafe は10月21日(土)になります。何やら始めたい方、お気軽にのぞいてみてください。では失敬!ナラ