XBOX ONE PLAY REPORT

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スロットカー・MERCEDES SLS GT3 BLANCPAIN TEAM HOLLAND SPA(NINCO)

2012-09-02 16:30:38 | スロットカー
今回は、マイカーのお話です。

私の1/32スケールのスロットカーの117号車は、MERCEDES SLS GT3 BLANCPAIN TEAM HOLLAND SPA(NINCO)です。私がいつも使っているイギリスのスロットカーショップからサブスクライバー・カスタマーオファーが8月9日に着いたのですが、新たに20台以上が追加され、中でもニンコに価格的にもモデル的にも、これなら買ってもいいかなというものが多かったので、厳選した3台をまとめて注文しました。
3台の価格と送料を合わせて56.33ポンドで、日本円にすると7107円でした。このクルマは、16.99ポンドからイギリスの付加価値税が割り引かれているため、送料込みの価格は2250円ということになります。
売り切れると困るので、オファーが着いた当日8月9日にすぐに注文し、8月11日に発送され、8月15日に到着しました。相変わらず、ショップもロイヤルメールも、いい仕事をしてくれます。
このクルマは、ニンコ1初のニンコ1プラスで、2011年の「スパ24時間レース」にKRKレーシング・チームオランダからGT3 PRO-AMクラスで参戦し、予選51位からスタートして16位でゴールしています。
ちなみに、ドライバーのひとりであるRAF VANTHOORは、ベルギーの総合キッチンウェアブランドであるBergHOFF(バーグホフ)の創業者兼チーフデザイナーです。
さて、このクルマは、ニンコ1プラスということで、これまでのニンコ1とは異なります。ディテール、ペイント、タンポ、クリア、詳細なパーツともに申し分なく、ウインドウがスモークでコクピットがないのは、これまでのニンコ1と一緒です。
しかし、その中身が違うのです。モーターはNC-11(16000RPM/14.8V)がNC-9(20000RPM/14.8V)になり、それがインラインではなくサイドワインダーに搭載されます。しかも、モーターポッドがリアアクスルとともに独立し、前1点、後ろ2点の3点でシャシーに固定されます。
また、ギアレシオも、9:27ではなく通常のニンコ車同様の12:32となっています。磁石も、モーターポッドの影響か、バーマグネットではなく、ボタンマグネットがかつてのニンコ車のようにシャシー中央に配されます。
このモーターは、NC-5と回転数は同じでトルクだけが劣るということで、サイドワインダーであることからも伺えるように、ニンコ1の皮を被ったニンコ車と表現してもいいかもしれません。それでいて、コクピットがないため重量は78gと軽く、磁力は160gになっています。
スピードも、ニンコ車には及びそうにないものの、通常のニンコ1よりも明らかに速く、まさにニンコ1プラスといったところです。ちなみに、アウディR8 GT3もニンコ1プラスでリリースされる予定であり、今後はニンコ1とニンコ1プラスを併売していくのか注目されます。

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