『ソウルボート航海記』 by 遊田玉彦(ゆうでん・たまひこ)

私たちは、どこから来てどこへゆくのか?    ゆうでん流ブログ・マガジン(エッセイ・旅行記・小説etc)

今夜

2012年02月16日 00時45分10秒 | 航海日誌
酒を飲んでいた人と、話し込んでいて、
「いま、しゃべっていることを、会社でしゃべれますか?」と、いわれ、そう、でも、書けますよ書きますと言った。

なにをしゃべっていたかというと、日本の歴史は、去年の春で終わったということ、人間が二分されたということ、かろうじてまだ社会と業態は在るが、もう数ヶ月で終わるということ、などをしゃべっていた。

その、リアリティが無いだけだと。

で、それがどうだかという話で、結局は、個人に帰結するのだと言った。世の中という話は、他人事の話のようで、個人の話なのだと。その意味がリアルに伝わらないのだから、仕方ないという話だ。

しゃべるのは勝手だが、それが訪れるという話だ。

だから、精一杯に生きて、ありがとうだ。