シモン逮捕!!死刑判決!!キノンに爆弾!!と30分間全く目が離せなかった、っちゅーくらい今週もしびれる展開でした。
うはー、30分あっという間。
いやー、この第3部に入ってから本当に面白い。
個人的趣味をドンピシャで攻められている、というのもあるんだけれども、第1部・第2部を通して語られていたのは、目的を目指して艱難辛苦を乗り越えて、不撓不屈の精神で天を目指す!!という展開だったのだけれども、第3部では双方向の対立があって、それぞれの言い分・信念がぶつかり合っていく、という対立構造になっている、という構造の転換がすっごく面白いんですね。
今週は起承転結で言えば、第3部・第4部を通じての「起」にあたる部分のラストくらいかな、と思うんだけれども、ヴィラルが登場してこの次の「承」に入ってどうなっていくのか、本当に楽しみですよ。
■切ねー!!
オープニングナレーションからしてけっこうしびれたんですよ。
これは運命に裏切られながらも 自分の道を探し続ける男の物語
これまでは運命に気付かずに、とか、運命が目の前に、とかだったわけですが、今週は運命に裏切られ、ですよ。
でも、それでも「自分の道を探し続ける」と続くあたりが熱くて、OP曲『空色デイズ』のBパートとシンクロしてきてまた熱い、みたいな。
裏切られ、の部分でいけば、最愛のニアちゃんは白ニアちゃんから黒ニアちゃんになっちゃうし、腹心のロシウには逮捕されちゃうし、何よりロージェノムを倒したから自分たちに月が落とされる、それはお前らがロージェノムを倒したのがいけない、と救うべき対象の民衆から言われちゃうってことですよね。
ぎゃー、切ねー。
特にあのカミナの像が倒されるあたりは、非常に切ないよね。
まあ、もとよりカミナは像なんかにされるのを望んだかどうかは分からないけれども、「夢と自由と挑戦」の象徴が倒されちゃった、って意味なんだよね。
ここが凄いんだよね。
今まで積み重ねてきた物語って、「夢と自由と挑戦」の苦しいまでの積み重ねだったわけで、その末に勝ち取った「今」じゃないですか。
それをぶっ壊しちゃう、ていうのが今回の作り手側からのメッセージにも思えるわけで、そう考えるとまたこの先が楽しみになっちゃうんですけどね。
さて、これまで積み上げてきたものを一気にぶっ壊したところで展開される、後半戦の「承」以降、どうなるのか超・楽しみになってきました。
■双方の対立とその先に来るもの
今回の演出の仕方とかで面白いなぁと思うのは、ロシウやそれに追随するものたちの悪役風の描かれ方と、大グレン団幹部たちの落ちぶれっぷり、なんですよね。
ここの意味あいが非常に大事じゃないかと思うんですよ。
ロシウたちが悪役に見える、いや、実際悪役なのかもしれないけど(笑)、ロシウたちはロシウたちで真剣に考えていて、このままじゃいけない、このままじゃいけない、ってずっと思っている。
対する大グレン団の幹部たちは、管理する側には向いてないし、正直平和ボケもある。
双方の言い分があって、双方ともに正しく、そして双方が間違っている。
その決定的な対立の象徴が、
ロシウ 今のお前にアニキの気持ちは分からない
彼の死が俺たちに何をくれたのかもな
ふん、お前の目 あん時のアダイ村の司祭と同じ目をしてるぜ
あなたこそ何も分かっていない
7年間 何も変わろうとしなかった
あなたこそね
なんだよね。
だからこそ、この双方に言い分があり、双方が正しく、双方が間違っているという状況に対して、逆に双方が理解しあったとき、より大きな団結へと繋がる、そういうカタルシスが第3部としてあっていいんじゃないか?と思うわけです。
グレンラガンっていうのは「夢と自由と挑戦」の物語。
アニキが死んで残していったものは、その魂だと思うんですよね。
今はこの魂が双方ともに欠如している。
そんな双方を繋ぎ合わせたときに大きなカタルシスとなって、一気に昇華して欲しいところですよ、ほんとに。
今はみんながバラバラ。
でもね、実は誰も悪い奴なんていないのかもしれない。
キノンだって、(ロシウの役に立ちたいという想いもあったにせよ)シモンを信頼していたからグレンラガンに搭乗したのかもしれない。
キヨウやキアルのことを忘れて会いに行かないのではなく、今の状況では顔を出しづらいのかもしれない。
キタンの怒りは実の兄として当然のものだけど、でもキノンだって自分の考えがあって((みんなに理解されないけど、みんなのために頑張ろうとしている)ロシウが好きだから)あの平手になったのかもしれない(キタンは正直かわいそうだったけど、実は今週一番切なかったのはキタンなんじゃない?)。
ギミーやダリーにしても、自分たちを大人の一人として認めて欲しいだけなけなのかもしれない
でも、きっとあのシモンの姿に何かを感じたに違いない
そんなバラバラな大グレン団。
だからその双方を繋ぎ合わせるのは、この騒動でも未だ姿を現さないヨーコであって欲しい、と切に願うわけです。
いやー、ほんとヨーコ、早く出てきて~!!
■本当のニアを
あれは俺の知ってるニアじゃない
黒ニアちゃんは白ニアちゃんの中にいる仮想生命体だから、本当のニアちゃんを探しにいく=本当のニアちゃんを呼び覚ます、そういう戦いになると思うけれども、惚れた女の子のために世界をかけて戦うってのは王道中の王道。
第3部の肝のひとつはこの二人の追いかけっこだろうなぁ。
ああ切なく楽しみ。
■凄い気合
この終盤に入ってくるタイミングにおいて、このバトル、この気合。
CGとかも入ってるけど、それでも凄い作画だよね。
作画だけじゃなくて、なんちゅーか全体的な気合が凄いなぁ、ほんと。
これがグレンラガンの一番熱い理由なのかもしれないね。
今週も30分間しびれっぱなしでした。
#キノンのバトルスーツ姿はスゲー良かったっす(笑)。
やっぱりグレンラガンは「夢と自由と挑戦」の物語ですね。
■天元突破グレンラガン1 (完全生産限定版)
個人的には超・お勧め!!
■元突破グレンラガン2
初回生産限定版特典
メカデザイン・吉成曜描き下ろしDVDシリーズ前半収納BOX(1~4巻収納)
僕は既に予約済み!!
うはー、30分あっという間。
いやー、この第3部に入ってから本当に面白い。
個人的趣味をドンピシャで攻められている、というのもあるんだけれども、第1部・第2部を通して語られていたのは、目的を目指して艱難辛苦を乗り越えて、不撓不屈の精神で天を目指す!!という展開だったのだけれども、第3部では双方向の対立があって、それぞれの言い分・信念がぶつかり合っていく、という対立構造になっている、という構造の転換がすっごく面白いんですね。
今週は起承転結で言えば、第3部・第4部を通じての「起」にあたる部分のラストくらいかな、と思うんだけれども、ヴィラルが登場してこの次の「承」に入ってどうなっていくのか、本当に楽しみですよ。
■切ねー!!
オープニングナレーションからしてけっこうしびれたんですよ。
これは運命に裏切られながらも 自分の道を探し続ける男の物語
これまでは運命に気付かずに、とか、運命が目の前に、とかだったわけですが、今週は運命に裏切られ、ですよ。
でも、それでも「自分の道を探し続ける」と続くあたりが熱くて、OP曲『空色デイズ』のBパートとシンクロしてきてまた熱い、みたいな。
裏切られ、の部分でいけば、最愛のニアちゃんは白ニアちゃんから黒ニアちゃんになっちゃうし、腹心のロシウには逮捕されちゃうし、何よりロージェノムを倒したから自分たちに月が落とされる、それはお前らがロージェノムを倒したのがいけない、と救うべき対象の民衆から言われちゃうってことですよね。
ぎゃー、切ねー。
特にあのカミナの像が倒されるあたりは、非常に切ないよね。
まあ、もとよりカミナは像なんかにされるのを望んだかどうかは分からないけれども、「夢と自由と挑戦」の象徴が倒されちゃった、って意味なんだよね。
ここが凄いんだよね。
今まで積み重ねてきた物語って、「夢と自由と挑戦」の苦しいまでの積み重ねだったわけで、その末に勝ち取った「今」じゃないですか。
それをぶっ壊しちゃう、ていうのが今回の作り手側からのメッセージにも思えるわけで、そう考えるとまたこの先が楽しみになっちゃうんですけどね。
さて、これまで積み上げてきたものを一気にぶっ壊したところで展開される、後半戦の「承」以降、どうなるのか超・楽しみになってきました。
■双方の対立とその先に来るもの
今回の演出の仕方とかで面白いなぁと思うのは、ロシウやそれに追随するものたちの悪役風の描かれ方と、大グレン団幹部たちの落ちぶれっぷり、なんですよね。
ここの意味あいが非常に大事じゃないかと思うんですよ。
ロシウたちが悪役に見える、いや、実際悪役なのかもしれないけど(笑)、ロシウたちはロシウたちで真剣に考えていて、このままじゃいけない、このままじゃいけない、ってずっと思っている。
対する大グレン団の幹部たちは、管理する側には向いてないし、正直平和ボケもある。
双方の言い分があって、双方ともに正しく、そして双方が間違っている。
その決定的な対立の象徴が、
ロシウ 今のお前にアニキの気持ちは分からない
彼の死が俺たちに何をくれたのかもな
ふん、お前の目 あん時のアダイ村の司祭と同じ目をしてるぜ
あなたこそ何も分かっていない
7年間 何も変わろうとしなかった
あなたこそね
なんだよね。
だからこそ、この双方に言い分があり、双方が正しく、双方が間違っているという状況に対して、逆に双方が理解しあったとき、より大きな団結へと繋がる、そういうカタルシスが第3部としてあっていいんじゃないか?と思うわけです。
グレンラガンっていうのは「夢と自由と挑戦」の物語。
アニキが死んで残していったものは、その魂だと思うんですよね。
今はこの魂が双方ともに欠如している。
そんな双方を繋ぎ合わせたときに大きなカタルシスとなって、一気に昇華して欲しいところですよ、ほんとに。
今はみんながバラバラ。
でもね、実は誰も悪い奴なんていないのかもしれない。
キノンだって、(ロシウの役に立ちたいという想いもあったにせよ)シモンを信頼していたからグレンラガンに搭乗したのかもしれない。
キヨウやキアルのことを忘れて会いに行かないのではなく、今の状況では顔を出しづらいのかもしれない。
キタンの怒りは実の兄として当然のものだけど、でもキノンだって自分の考えがあって((みんなに理解されないけど、みんなのために頑張ろうとしている)ロシウが好きだから)あの平手になったのかもしれない(キタンは正直かわいそうだったけど、実は今週一番切なかったのはキタンなんじゃない?)。
ギミーやダリーにしても、自分たちを大人の一人として認めて欲しいだけなけなのかもしれない
でも、きっとあのシモンの姿に何かを感じたに違いない
そんなバラバラな大グレン団。
だからその双方を繋ぎ合わせるのは、この騒動でも未だ姿を現さないヨーコであって欲しい、と切に願うわけです。
いやー、ほんとヨーコ、早く出てきて~!!
■本当のニアを
あれは俺の知ってるニアじゃない
黒ニアちゃんは白ニアちゃんの中にいる仮想生命体だから、本当のニアちゃんを探しにいく=本当のニアちゃんを呼び覚ます、そういう戦いになると思うけれども、惚れた女の子のために世界をかけて戦うってのは王道中の王道。
第3部の肝のひとつはこの二人の追いかけっこだろうなぁ。
ああ切なく楽しみ。
■凄い気合
この終盤に入ってくるタイミングにおいて、このバトル、この気合。
CGとかも入ってるけど、それでも凄い作画だよね。
作画だけじゃなくて、なんちゅーか全体的な気合が凄いなぁ、ほんと。
これがグレンラガンの一番熱い理由なのかもしれないね。
今週も30分間しびれっぱなしでした。
#キノンのバトルスーツ姿はスゲー良かったっす(笑)。
やっぱりグレンラガンは「夢と自由と挑戦」の物語ですね。
■天元突破グレンラガン1 (完全生産限定版)
個人的には超・お勧め!!
■元突破グレンラガン2
初回生産限定版特典
メカデザイン・吉成曜描き下ろしDVDシリーズ前半収納BOX(1~4巻収納)
僕は既に予約済み!!
初めまして&コメントありがとうございます。
いやー、ほんと最近のグレンラガンの展開はすっごいですよね。
次回放送までが長いっ!!というのはほんとに同感です。
今の展開は僕としてはすっごく好きで、ニアちゃんが黒化したのはシモンに追いかけさせるため、だと思っているので、いつも何かを追いかける、そんな挑戦の物語になるといいなと思っています。
初回の副官は、微妙ですよね~。ロシウっぽい髪型してるけれども声は違うんですよね。
ロージェノムっぽい声だな~とか後で思いましたけど。
あと、ギミーっぽいのもいたような?みたいな。
残り話数も少なくなってきてますから、全26話、本当に楽しみです。