もうすぐ50歳・・・。

平凡だけど・・・あしあとのこしたい。

父・・・(痛み・・・)

2008-04-24 20:49:11 | Weblog
        (磐梯山)

4月22日(火)9時10分、肝臓エコー予約。
    10時0分、整形外科診察予約。(膝・注射、肋骨骨折診察)
        10時30分、内科診察予約。(エコー・結果説明)

9時病院到着。
エコー検査、採血、肋骨レントゲン。「腹減った!」(父)

10時20分、整形外科診察。
「肋骨は、まだ繋がってませんね。2ヶ月ぐらいは、掛りますね。
痛みは、1ヶ月過ぎれは、少しずつ和らいで来ると想いますが・・・。」(医師)
「安静にしてないと、繋がらないのでしょうか?」(私)
「そんなことはないですよ!痛みを避けて、どんどん動いて下さい・・・。
では、膝の注射しますか!」(医師)
「そうだない!折角来たんだから、遣ってもらうわい!」(父)

父は、骨折の痛みで、すっかり膝の痛みを忘れていた様だ。

11時30分、内科診察。
検査結果。
「肝臓の水がまだ減ってませんねぇ~!
今の状態では、カテーテル治療は難しいです。
でも、肝臓壁面辺りの腫瘍が気になります。このままだと、腫瘍が肝臓の壁を突き破ることに・・・。大量出血に今の肝臓では、耐えられないでしょう。
溜まった水をもう少し減らさなければ・・・。
どちらにしても、リスクは伴います。
塩分を控えて、利尿薬を増やして、後1ヶ月様子を見ましょう。
1ヶ月後、CT検査をして、その結果で、また相談しましよう。」(医師)

自覚症状を全く感じていない父。
この説明に????チンプンカンプン???。
「いや~!また、あさ飯抜きかよ!参ったなぁ~!」(父)

そっちかい・・・。まったく、父の神経はどうなってるんだろ???

「爺ちゃん、肋骨痛くって、膝痛いの忘れっちゃったんだばい!」(私)
「んだぁ~!忘れっちまったわやれ!やっぱ、痛みに2番はねぇんだわ!」(父)
「そうだない!」(母)
「おめぇの、五十肩も1番だもんな!」(父)
「そうだよ~!痛いんだぞい!」(母)
「俺も、おめぇも、どっちも、1番だな!」(父)
笑いながら、話す夫婦。なんとも、平和な会話だ。

「痛みに2番は無い・・・・」父の言葉。
何時までも、私の耳に残った。

この、無意識の言葉に、父の優しさを感じた。







        


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4 コメント

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Unknown (あしたがるさ)
2008-04-25 08:43:14
痛みには2番は無い。

確かにそうです。
意識障害をおこして、救急車で運ばれた時の、つやちゃん。

私の声かけに、かすかに頷きました。
他の人の声かけには、全く無反応。そんな中、固くなった足を動かした時に「痛い~」と言いました。

意識障害をおこしても、痛みは声をあげて訴える。やはり、痛いと言う事は辛いのです。。。

でも、その痛みを、このような言葉で表すとは、サプリンさんのお父さんは、スゴイ。
Unknown (さくら)
2008-04-25 19:38:40
「俺もおめぇも、どっちも一番」本当にやさしい言葉で、胸にツンときました。ユーモアたっぷり、お母さんへの思いやりもたっぷり。お父さん強い方ですね、すごいです。

ところで、安静でなくていいんですね。どんどん動く??肋骨ってそうなんですね。。痛いのは辛いです。早く良くなりますように。

磐梯山美しいですね。すごくきれい。この写真を見ていて、あっ、そうか、私は山の写真が好きなんだって初めて気づきました。本当に清々しいいい写真です。
Unknown (兄ちゃんへ。)
2008-04-26 23:15:11
兄ちゃん。

そうですか、つやちゃん、そんなことがあったんだぁ。
目に見えない「痛み」
身体の痛みも、心の痛みも、人の痛みは分からない。
分かって貰えない・・・・。なんて思っていた私です。

「痛みに2番は無い」
そうなんですよね!自分の痛みはどんな痛みでも
「1番」なのです。

父の言葉に、素直な優しさを持とうと思いました。
Unknown (さくらさんへ。)
2008-04-26 23:25:24
さくらさん。

何時も、冗談ばかりの父が・・・。
「おめぇの、五十肩も1番だもんな!」
父の素直な優しさが伝わりました。自慢しても良いのかな???

「どんどん動いて下さい!」先生の言葉に・・。
早速、トラクターで田んぼに出掛けたそうです。
まったく、じっとしていられない、貧乏性です。

この「磐梯山」電車(帰り)の窓越しに撮ったので、
ボケてますね!
夕日が光って本当は、とっても綺麗だったんですよ!

何時か、まろんさんと一緒にお越しください。

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