単身赴任・・・・（夫婦）

７月１日（日）曇り。過ごし易い日だった。

今日は、夫の赴任日だった。（単身赴任）

昨年３月の人事を断り、移動して一年。
６月１日、人事の内示があった。
夫は、この人事を「見せしめ人事」言っていた。

今回の人事は、最後の昇進人事だと示されたが・・・・・・。
夫は、すんなりとは、単身赴任を受け入れられなかった。
しかし、人事は業務命令、再度の拒否は、許されるはずはなく・・・・・。
昨日、午後７時４分の電車にのり、赴任地へと向かった。

単身赴任。
今回で３度目だ。

２度目の単身赴任（３年間）を終えた時。
私は、次の時は一緒に行こうと決めていた

しかし。
現実は、そう簡単な事では無い。
次女は、自宅から通勤している。

夫は、何も言わない。
単身赴任を受け入れるしかないと決めていた。

何故。
出来ない事でも「今回は一緒に行くか？」と言ってくれなかったのか？

「俺の厳しさなんて、お前には理解出来ないだろう」
前回の時、そう言いっていた夫。

「私の大変さなんて分らないでしょう！」とは言えなかった私。

何故なのだろう？
私達夫婦は、肝心な時に向き合えない。
言葉足らずだ。

夫は、豆な人で。
休みの日時間の都合が付けば、我が家へと帰って来ていた。
それが夫の時間を奪い、身体と神経を疲れさせたのだろう。

昨日。
夫婦は、言葉少なく。

素直に互いを励まし合う事も出来ずに別れた。

「それじゃぁな！」（夫）
「行ってらっしゃい！」（私）

マイペース・・・・（夫）

６月２５日（曇り）肌寒い一日だった。

昨日、友に誘われ日帰り旅行へいった。
夕方６時過ぎ、我が家へ戻ると・・・・・・・・・・。

布団袋に荷物が・・・・・・。
「準備したの？」（私）
「ん！・・・・」（夫）
こう言う人だ。

私がのんびりと言う事もあるかも知れない。
でも、夫の場合は違う。
させないのだ！いや！自分で遣りたい？

とにかく。
「マイペース」なのだ。

何を考えているのか分らない。
何も言わない。

拘り？

添乗員業務の時もそうだった。
出張の時もそうだ。
畑も。介護も。
なんでもそう。

いい人。
豆な人。
優しい人。

人と深く関わらない。
注意・感想・アドバイスもしない。

人のアドバイスも受けない。
話も聞かない。
自分の気持ちも言わない。

拘り？

３０年以上も傍にいるのに・・・・・・・・・。

なんだ？
私、寂しいのか？

面倒くさくないからいいのかな？と思っていたけど・・・・・・・。

洗濯も。
掃除も。
畑も。
犬の散歩も。

あ～なんか、堂々巡りになって来た。

遊びも、私に合わせる。

でも、パチンコは欠かさず、定時に出掛けて、定時に戻ってくる。
姿が見えなくなったら・・・「パチンコか？」と思う。
でも、定時に戻ってくる。

でも、飲み会は、２次会には出ない。
９時までには、必ず帰る。

気l帳面？

「マイペース！」


下らない事考えると、また眠れなくなるから、止めよう！

デビュー・・・・（私）

６月２４日（日）晴れ。

今日は、４ババの一人と（野球観戦のババとは違うババ）
日帰り旅行（新潟月岡温泉）へと出掛けた。

私は今まで、他の人達と交流することを、苦手としていた。
休みの日は、４ババ以外は、夫と行動をしていた。

５０歳を越し、地域のご婦人達との交流をするべきだ・・・・・・。
友に指摘された。

それもそうなのである
震災を経験し、家族・夫婦・そして、自分一人ではどうする事も出来ない
出来事が、これからも多々あるであろうと考えた時に
地域の人達の顔も名前も分らない。
まして、私自身を知る人すらいない。

午前７時３０分、公民館出発。
５０代・６０代・６０代のオババ、総勢２０人。
初めての参加者は、私だけ。
友に紹介をして貰い、温かい拍手で迎えて貰った。

バスの中では。
出発から数分後、ビールが配られた。
「サブリンさん！イケるんでしょう！きいてるよ！」
皆のテンションの高さに驚くも、缶ビールを一本開ける頃にはなじんでいた。

皆。
同じ年頃。
子供も同じ年頃。
孫もいる。

そして。
皆同じ不安を抱えていた。（放射能）

正解の無い、放射能問題。
年頃の子供を持ち。
幼い孫を持ち。

でも。
皆、この地域で頑張っている。
悩み暗く沈んでも一日。
同じ一日なら。
悩みながらも、明るく笑いながら暮らしたい。

私も、笑おう！

今日は一日、沢山笑った！

「ありがとう！友よ！」

二日酔い・・・・（私）

６月２３日。

昨日、プロ野球観戦に行ってきた。

一昨年、夫の会社の抽選で、プロ野球観戦チケットをゲットした。
新球場のこけら落し戦。（楽天対日本ハム）
私達夫婦は、楽天贔屓。
取り分け、マー君贔屓。
仙台の楽天スタジアムでの観戦をと思っていたが、叶ってはいなった。

私は、初めての野球観戦だった。
この日は肌寒く、ビールを飲みながらと言う陽気では無かった。
私達の席は、一塁側の内野席。
外野の応援団に合わせて、野球観戦の楽しさをコッソリと味わった。
「やっぱり、ビールを飲みながら、外野で応援団に混ざって・・・・と言うのが良かったね！」（夫婦の感想）
「今度観戦する時は、外野席にしょうね！鳴り物も買おう！・・・・・・・・・・・・・・・」（夫婦の約束）

そして昨日、楽天対ロッテ戦。
２度目のプロ野球観戦と相成った。（夫は仕事で残念）
４ババの内二人で出掛けた。

鳴り物、風船を買い、応援合戦の準備万端。
先発は、憧れの「マー君！」
外野席からは、マー君の顔は愚か、後姿すら小さく見えるだけ・・・・・「マー君」ありったけの声を張り上げ叫ぶも・・・・・残念！

私達（２ババ）は、ビールを飲みながら、気分は絶好調！
楽天応援団の声援に紛れ込み、鳴り物を鳴らしながら、観戦を満喫した。
ビールを何杯飲んだのだろう？
２ババは、我の正体をさらけ出し、大声で選手の名前を叫び、ストレス発散。

試合結果は、３対２で楽天勝利。
マー君完投。
ヒーローインタビュー後、マー君が外野席へと挨拶に来てくれた。

ババ二人は。
フェンス越しに「マー君おめでとう！・・・・・・・・・」とありったけの声を張り上げ手を振った。

試合終了後。
駅まで興奮の勢いで歩いた、２ババ。
その勢いで、焼き鳥屋で乾杯！
最終電車（１１時過ぎ）まで、飲んだ。

お蔭で。
私達、２ババは二日酔いだった。

久々に大声を出し。
大声で笑い。
楽しい酒を飲んだ。

夕べは、グッスリ眠れた。

「ありがとう！友よ！」

５２歳…（私）

６月２２日（金）雨のち曇り。

６月１８日。
５２歳の誕生日を迎えた私。
夫は、何時もの様に、恵比須ビールのプレゼントを用意していた。
夫婦で、高級ネタのお寿司（一人前）と恵比須ビールで、誕生日を祝った。

夫婦。
ビールを飲みながら、何気ない話をするも・・・・・・。
互いの心情を？？？？？？？。

昨年３月。
夫に、人事の内示があった。
夫は、その人事を断った。蹴ったのだった。
震災の翌々日の事だった。

そして、今月１日。
また、人事の内示が・・・・・・・・。
赴任先はまたも「山形」
先の赴任先の山形より、雪深い所らしいが。
在来線、新幹線を乗り継ぎ、３時間。
今回は、蹴る事は許されなった。
蹴った後の居場所は、無かった。

今まで、２度の単身赴任した。（５年間）
しかし今回は、無期限だ。

今回も単身赴任。
息子は「お前も一緒に行ってやったらいいじゃぁねえか！」と言っていたが。
そう簡単にはいかない。

サラリーマン。
なんとも、哀しい宿命。

赴任は、７月１日。
互いに５０歳を過ぎ。
夫は単身。
私は、次女と二人。

どんな生活になるのか？
今回は、想像出来ない。

１歳・・・・（孫）

６月１４日（木）曇りのち晴れ。

今日で、初孫（璃久）は１歳。

不妊治療の末、体外受精で妊娠。

東日本大震災後、原発事故発生。
娘は、婿の実家、札幌へと避難した。
私は、お腹の子供を案じ怯え震える娘を、一次避難させなくてはと思った。

何がどうなってしまったのか？
福島県は、人間の住める地ではなくなってしまったのか？

原発事故後、報道に喰いついていた。
しかし、いくら喰いついていても、正解が解らない。
正解は、誰にも解らない。

今となっては、原発事故は何処へやら・・・・・・。
国会では「税と福祉？？？？何たらかんたら」分けの解らない議論。

原発事故を質疑するも・・・・・・。
綺麗ごとを並べたて・・・・そんな質疑なら私にでも出来るは！

最早、取り戻したいものはなんだったのかすら、忘れそうな私。

私達は、震災前どんな未来を予想していたのだろう？