赤や白、ピンクの花が今あちこちで見られるサルスベリ。
別名「百日紅(ヒャクジツコウ)」というのをご存知ですか。
名前の由来は初夏から秋まで花期が長いからだと思っていましたが
これとは別に悲しい恋物語の由来もあるようです。
原産地中国の伝説です。
ある王子が恋人と100日後の再会を約束しますが約束日を目前にして娘が他界してしまいます。
その埋葬したところから生えて来た紅い花を咲かせるこの木を「百日紅」と名付けたそうです。
幹が成長すると古い樹皮が剥がれ落ちすべすべした木肌になります。
この木が「猿滑(サルスベリ)」と一度知るともう忘れません。
それだけインパクトのあるネーミングですが実際はサルはこの木を簡単に登ってしまうそうです。
見掛けと実際は違うことがよくありますが命名した先人のセンスに驚かされます。
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90mmF2.8MACRO 272E
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