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96条改正 円周率3のゆるゆる発想

2013-05-10 09:40:52 | Weblog
96条改正を唱える人達の発想があまりに『ゆとり教育』発想に似ているので書く。
正確に言えば『ゆるゆる』発想であり、
簡単に言えばハードルを下げるという事だが、
実際思い出してほしいのは、『円周率3.14』を『円周率3』にするという教育改革を行ってきた。
そして実際に円を作る時に直径10cmの円を作ると不完全なちぎれた円周しかできないで、いわゆる『円』にはならない。
そこで考えればいいという発想だろう。

しかし実際の政治の現場では、そうはならなくて、橋下氏を中心に『現場』を知らないと他人を批判するし非難し、何とか他人にレッテル貼りをして、貶めようとしているのが現状だ。
現場で問題が生じるのは、そもそも円周率が3.14であるという事を前提にするべきなのに、円周率を3にしたという前提の間違いだろう。
それを気づいているかどうかと言えば気付いていないくて、正確な円ではないものを正確な円をより少ない長さで作り上げたと言っているのが現状だ。
原発問題でも結局前提が円周率3でしかないから、現実にすぐぶち当たり、すぐ方針転換する。

自民党の安倍氏が『ゆるゆる』なのは歴史認識中韓外交、TPPなどすべての面で現れ、最後に米国とも危機的状況に陥ろうとしている。
同じパターンで、円周率3で発想しているという事が間違いだとは思っていなくて、現実の国際政治で、米側が反発したら、大急ぎで否定して、右往左往している。
大前提がゆるゆるだから、公約で反対を叫んでも苦渋の選択や大議論が起きることなく、TPPで大幅譲歩して一気に進めようとする。
金融緩和も同じで、成長戦略などないまま進めるから、円安恩恵を受ける人間と受けない人間の格差はますます広がっていく。

つまり『維新』「絆」『日本を取り戻す』などというスローガンの中身は、本当は大前提がゆるゆるなので、すぐに現実の問題にぶち当たる。
右往左往するという現実にぶつかったときに、自分の中のゆるゆるの大前提に気がつかないし、責任や原因を他人に転嫁して何とか乗り切ろうとしているのである。

マスコミ自体も『ファクトチェック』トいう事実の検証を前提に報道するべきなのに、実際は、直径10cmあるかないか測りもせずに、円が早く安くできたと叫んでいるのである。
つまり『ファクトチェック』という前提がゆるゆるで、円周率3で行って、政治家と大合唱して改革だ危機だと叫んでいる状況だろう。
全く政治家マスコミ同じパターンである。

ゆとり教育でゆとり世代だと表現するのに倣ってい言えば、ゆるゆる前提でスローガンの中身がゆるゆるなので、現実がうまくゆかないことを他人のせいにして、自分のゆるゆる前提を隠そうとして、自分の能力を大きく見せようとする発想だと思う。

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